「LOVEはなまき通信」元 花巻市議会議員 照井雄一のブログ

岩手県花巻市の元市議会議員・照井雄一です。
人任せにしない政治、まちづくりを先送りさせないための活動を報告致します。

照井雄一Facebook随時更新中

2015-11-29 09:39:22 | 日記

照井雄一のFacebook随時更新中です。

日々の出来事、折々に触れて感じたことを綴っています。

飾らない素顔の私が見れる気軽なページです。

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照井


富士大学建学50周年に思う

2015-11-29 07:54:50 | 日記

1965年に開学した私大富士大学は、今年50周年を迎え、28日記念式典を開催した。

経済や経営分野に特化した教育を行い、これまで9000人を超える卒業生を輩出してきた。

地域に与える貢献は、顕著なものがあり、今後更なる発展が期待される。

しかし、地方私立大学の課題は多いといわなければならない。

何と言っても、少子化の影響による学生数の減少は顕著で

今後益々その傾向は進むとみられている。

50年後には、全人口の25%が減少すると言われる中、順調に大学進学率が伸びたとしても

学生数は、人口減少には追いつかないだろう。

そうなると当然のことながら、学生確保は大学にとって死活問題となるだろう。

今でも、全国の約50%の大学が定員を満たしていない。

地方大学は、それは更に深刻になっている。

国公立大学も改革に乗り出した。地方私立大学もうかうかしてはいられない。

制度の問題もあるが、先ずはそれぞれの大学の特性を如何に磨くかに掛かっていると思う。

その意味で、富士大学はどこまで個性を発揮出来ているのだろうか…。

単に一般的な経済、経営だけでは、差別化は図れない。 

私は、予てから宮沢賢治の故郷という他には真似出来ない財産を活かし

文化芸術性を高めるべきと考えています。

新たな学部設置は容易ではないが、せめて専攻科目に賢治研究や

文化芸術分野の充実を図り、他との差別化を積極的に進めるべきと考えます。

また、地域との連携を強化し、土着性も教育の中に取り込む必要があります。

4年間が単なる腰掛けではなく、在学中から地域との関わりを強化し、卒業後の地元定着も進めなければなりません。

その為には、市と大学との関わりの在り方に明確なビジョンを描かなければならない。

そして、市民と大学、行政一丸となって学びの場を育てていく必要があるでしょう。

また、地方から国に対して大学改革への各種提言も積極的に行い

国全体の高等教育の在り方の国民的議論を喚起しなければなりません。 

本来進学率や卒業後の就職率の議論ばかりではなく、大学そのものの在り方が問われているのです。

地方大学とはいえ、根本の議論、改革なくして、そのものの未来はないと思う。

照井


花巻病院新築移転へ、新花巻図書館の行方は…

2015-11-27 15:11:26 | 日記

花巻市花城町の総合花巻病院は、同市御田屋町の旧県立花巻厚生病院跡地に移転新築されることになった。

移転計画は、老朽化が進む同病院と、中心市街地活性化や旧県立花巻厚生病院の跡地利用を模索した市が、検討を進めできたものだ。

2019年春完成を予定し、今後更に構想を練るとしている。

これに伴い、当初同跡地に建設が考えられていた花巻市図書館や子どもの城構想は、

一旦宙に浮いた形になる…。

(新花巻病院のイメージ図。一日も早い完成が待たれる)

そこで、今回は新図書館の件について考えでみたい。

これまた老朽化が進む同市図書館について予てより移転新築の検討がなされていたが、

今回の病院移転を受けて、その建設も仕切り直しとなった。

建設予定地選定もさることながら、本来の図書館のあり方についてきちんと議論し

市民の理解を得て進めて欲しいものだ。

(手狭で老朽化が進む花巻図書館)

図書館は、地域の知識の泉と言われ、誰にとっても身近な存在です。

先頃図書館の本来の役割とは何かを深く考えさせられるニュースがあった。 

きっかけとなったのは、一昨年オープンした佐賀県武雄市の図書館だ。

大手レンタルビデオ店【TSUTAYA】が運営を任され話題となった。 

(先進的な事例として話題となった佐賀県武雄市図書館)

広い空間に20万冊の蔵書、コーヒーショップやCDレンタル店も併設し

年中無休で開館していて、人口僅か5万人の町の図書館に

リニューアル前の3倍以上の90万人の来館者という人気スポットになった。

しかし、ここに来て、俄かに問題も指摘されている。

それは、本の選定と分類の仕方に問題があるのではないかということだ。

通常図書館では新刊を購入することが多いが、この図書館の場合

あまり古くなって実用的なものではな試験問題や

遠く離れた土地のラーメン店の紹介など、読まれる見込みがない本など多数見つかり

運営会社の在庫処分品ではないかとの疑念が生まれた。

これを契機に本来の図書館のあり方が大きく問われる結果となった。

やはり、図書館の大きな役割は、

1.必要な資料の収集。2.書籍の整理・保存。3.教養や生活を豊かにすること。

しかし、その理想とは裏腹に出版業界の事情や思惑も見え隠れする。

だからこそ、行政や出版業界の考え方だけに委ねるのではなく

市民も自分たちの町の図書館の役割について、真剣に考える必要があると思います。

これからの図書館は、これまで以上に市民の交流の場であり

文化活動の拠点にならなければならない。

また、地方都市にとっては、街の再開発計画の中心施設にもなり得る重要な機能も期待されています。

今回の武雄市図書館をはじめ全国の先進事例を参考に

10年、20年先を見据えた議論が深まることを期待したいものです。

照井


北海道新聞に掲載されました

2015-11-11 19:22:33 | 日記

先日函館で開催させて頂きましたイベントみちのく岩手はなまきへの誘い

【注文の多い料理店へようこそ】が北海道に掲載されました。

ご協力、ご参加頂きました皆様に心より御礼申し上げます❗

 今回のイベントは、新幹線函館開業を目前に控え

改めて、みちのく岩手はなまきを函館の皆様に紹介し、開業後の誘客に結びつけようとするものです。

多くの地元の皆さんのご協力で実現出来たイベントでした。

(花巻の味を満喫して頂きました)

宮沢賢治のパフォーマンス、花巻の音楽の調べ、みちのくの食の提供。

食材は秋の定番、芋の子汁ほか、白金豚の炭火焼き。雑穀入りの俵飯。金婚亭漬物三種。

賢治菩提寺身照寺直伝の白玉粉。花巻三種の人気(エーデルワイン・南部関・稗蔵君)

花巻産100%りんごジュース等…

みちのくの素朴な味をご堪能頂きました。

今回ご参加頂いた皆様には、大変好評を頂きました。

(FMいるか ハッピーフライデーに生出演させて頂きました。羽原さん、リッチーさんと一緒です)

今後も折角出来たご縁、様々な機会を捉え花巻のご紹介をさせて頂きたいと思います❗

照井


北海道新幹線開業に向けて、みちのく岩手花巻への誘い

2015-11-09 17:41:58 | 日記

(11月6日函館で一日限りの特製看板を設置し函館に出現した山猫軒)

11月6日函館市末広町蕎麦だいにんぐCocoloにおいて

北海道新幹線開業に向けて、岩手花巻への誘い…【注文の多い料理店へようこそ】

イベントを開催させて頂きました。

(雨ニモマケズ、風ニモマケズ…)

当日は、午後1:35分よりFMいるかさんにて、イベントの告知の多い為

ラジオに生出演させて頂き、今回のイベントの紹介と

これまでの交流の経過をご報告させて頂きました。

 (賢治、雨ニモマケズを歌う)

当日は、午後7時から、会場で宮沢賢治の世界感を感じて頂こうと

宮沢賢治のパフォーマンス、銀河鉄道の夜、花巻紹介DVD上映。

音楽の調べ、花巻の食材の提供…。まさに花巻を満喫して頂こうと開催したものです。

地元北海道新聞、函館新聞、FMいるかさんに取材して頂き

STVラジオさんにも事前告知をして頂き、大変好評を博しました…。

 

(会場は、お客様で満員御礼。誠に有難うございました)

会場は、しっとりした中にも、熱気溢れる演者のパフォーマンスに

大きな拍手が湧いていました。新幹線開業前に花巻を知って頂く

良い機会になったと思います。

(宮沢賢治の扮装で、歌や語りのパフォーマンス)

今後益々両地区の発展と、更なる市民交流を推進しご縁を広げて参りたいと思います。

(特別に設えた山猫軒の案内立て看板でお客様を迎えます…)

(スタッフの皆さんの記念撮影、ご苦労様でした)

おでんせ、花巻へ…

今度は、花巻でお会いましょう…❗

皆様のお越しを心よりお待ちしております。

照井