「LOVEはなまき通信」元 花巻市議会議員 照井雄一のブログ

岩手県花巻市の元市議会議員・照井雄一です。
人任せにしない政治、まちづくりを先送りさせないための活動を報告致します。

『3つのお約束』

2013-11-29 22:38:43 | 日記
私は、市議会議員に立候補した時、3つのお約束をしました。

その一つが、子どもたちが未来に夢を描ける街をつくること。

二つ目が、働き盛りの皆さんがいきいき働ける街をつくること。

三つ目が、お年寄りや障害を持った方々が、安心・安全に暮らせる街をつくること

・・・であります。

これらの問題について、私は以前自身の一般質問の中で取り上げて参りました。

これからも、それらの課題解決に向けて全力で取り組んで参りたいと存知ます。


(花巻の花、ハヤチネウスユキソウ)

1.教育環境の充実について

  教育の原点は、知力・体力・生きる力を育むことにあります。

  それらを実現するために、家庭、学校、地域、企業、本人

それぞれの果たすべき役割を明確にし、

  まち全体、地域一丸となって子どもたちを育てる環境を整えなければなりません。

  本人の自覚に基づき、他者が如何にフォローし連携するかが鍵になります。

  その為にも本人がやる気と明確な目標を持つ必要があるでしょう。

  たとえ子どもでも、夢や希望はあるはずです。

それを如何にフォローし、伸ばしてあげるかが大人の仕事です。

  あなた任せ、学校任せではなく、親も自覚を持ち、

互いに理解し協力し合える環境の整備を進めたいと思います。

  また、制度面での子育て支援の充実や、安心して生み育てられる

ハード・ソフト両面の環境づくりはもとより

  将来の担い手でもある責任世代の、まちづくりに対する社会教育も大切な要素です。

  教育分野における企業の参加もこれからは考える必要があるでしょう。

  そして、キャリア教育やICT教育など、さまざまな新しい取り組みも

積極的に推進したいと考えております。

2.生活の安定、働く場の確保について

  住みよい社会の原点は、生活の安定にあると思います。

  働く場の確保、生活の安定がなければ幸せとは言えません。

  そのためには、先ずは地場産業の育成と新たな企業誘致、そして新規起業家への支援が大切かと思います。

  長年地域に根ざし社会に貢献してきた地場産業も現在の景気の低迷や時代の変化によって疲弊しています。

  この地域にとって大切な地場企業の育成こそ急務です。

  各種支援制度の更なる充実や商品の共同開発への協力、

地域上げての販路拡大など課題は山積していますが、

  官民一体となった取り組みで活路を見出すことは可能だと思っています。

  また企業誘致は、容易な問題ではありませんが、働く場の確保には影響力が大きいだけに

市長のトップセールスや地域一丸となったアプローチによって

  新しい企業の開拓と誘致し易い基盤整備を図らなければなりません。

  今必要なのは、何と言っても働く場の確保です。

その実現に向けて大胆な制度支援や条件整備を整えて参ります。

3.福祉の充実について

  揺りかごから墓場まで、花巻に住むすべての人が安心・安全に暮らせる街をつくりたいと思います。

  子どもたちや老人に手厚く、優しいまちでありたいと思います。

  保育サービスを充実させ、子育てを積極的に支援し、出産費用の全額免除や義務教育課程の教育費全額免除

  子どもの医療費の助成、高齢者や障害者の医療費助成等、大胆な政策が望まれます。

  それによって、住みよいまち、住みたくなる街花巻の実現を目指します。

  国の宝であり、地域の財産である子どもたちを育てるのは、地域の役目です。

  そして、お年寄りの面倒をみるのは、もはや家庭だけでは限界があります。

  地域全体で子どもを守り育て、お年寄りを介護することが必要な時代です。

互助、共助、公助の時代です。


財政難の折、言うは易し行うは難しですが、だからこそ予算にメリハリをつけ、

未来を見据えた大胆な政策を推進し、目に見える確かな成果を上げていきたいと思います。


照井



『残し、伝えるべきもの…』

2013-11-14 20:59:58 | 日記
11月14日、花巻中央地区コミュニティー会議主催の『唱歌と童謡を楽しく歌う会』が開催され、

花巻市南温泉郷渡り温泉に行って参りました。



参加者は40数名でしたが、終始和やかな雰囲気の楽しい集いとなりました。

今回で5回目となる催しですが、毎年欠かさず参加している方もおり根強い人気があるようです。

晩秋の香り漂う中庭の景色を眺めながら、懐かしい歌声が会場内に響き渡っておりました。

どの唱歌も、歌詞もメロディーも素直で素朴で、とても爽やかな気持ちになりました。

何か、現代人の忘れかけていた日本の原風景が蘇ってきたような気持ちです。



私たちは、とかく日々の生活に追われ、大切なものを置き去りにしているような気がします。

あなたには…、

先人から受け継ぐ夢、語り継ぐ物語がありますか

残し、伝えなければならないもの…。決して忘れてはいけないもの…。

私たちは今一度、それを確かめ合わなければならないと感じています。

今日の歌声の中にあった日本の良さ、素晴らしさ…そして日本の心。

ただ、懐かしむだけでなく、大切に育んで参りたいと存じます。

季節は、秋から冬へ…。

四季折々の表情を見せる自然に包まれ、守られていることに感謝し

自然と共に生きていきたいと思います

照井


「見られる議会から見たくなる議会へ」

2013-11-14 17:55:50 | 日記
  11月12日(火)平成25年度花巻市・北上市両市議会議員研修交流会が開かれました。

これは毎年交互に開催しているものですが、今回は北上の当番で行われました。

今回の研修のテーマは、「見られる議会から、見たくなる議会」へ。

講師には、千葉県流山市議会議員松野豊氏をお迎えし、これからの議会のあるべき姿について研修させて頂きました。



研修の冒頭、講師先生からこんな質問がありました。

「あなたは、何故市議会議員になりましたか

各テーブルごとに一人一人、自分の立候補の経緯を述べ、各テーブル代表が発表致しました。

私のテーブルを含め7テーブルでしたが、総じて地域や団体、政党に押されて立候補した方が多くおられました。

まさに人望と信用、期待感の表れなのかも知れません。しかし。私は、違いました・・・。

私は、立候補まで約30年以上各種ボランティアやNPOなどの社会活動を通じて行政の壁にぶつかり

それを乗り越えるには、自分が市長になるか議員になるしかないと感じたから、立候補しましたと答えました。

そして二つ目の質問は、

「あなたは何故議員を続けているのですか」あるいは続けたいと考えていますか」というものでした。

これにもさまざまな答えがありましたが、私は民間人としてやれることはたくさんありますが、

議員でなければ出来ないこともあり、常に花巻のまちづくりの根幹、核心に触れたいと考えているからです。

民間人には民間人なりの使命や役割があるように、議員にも明確な使命があります。

その為に私は市議会議員に立候補し、ある一定の期間議員であり続けたいと考えております。

 その議員としての使命とは、市民の皆様の付託に応え、市民の皆様の福祉の向上と市勢の発展に寄与することです。

今より少しでも明るく豊かで住みよい社会を創ることが、私たち議員の使命だと考えています。



私は3年前立候補に際して3つのお約束をしました。

それは、

1.子どもたちが、未来に夢を描けるワクワクドキドキ楽しい街をつくること。

2.働き盛りの方々が、いきいきと暮らせる活気のある街をつくること。

3.お年寄りや障害を持った方々が、安心・安全に暮らせる住みよい街をつくること。


これらの実現のために、議員として明確な目標と具体的な行動と確かな成果をあげることが出来るよう

微力ではありますが、議会活動に取り組んでおります。

市政課題は様々ありますが、物事をしっかり学び、きちんと議論し、こまめに報告し、ひたむきに行動することが

議員にとって最低限必要なことだと考えております。

しかし、当議会の現状は残念ながら、まだ不十分だと言わなければなりません。

当たり前のことを当たり前に行うことが、大前提であります。

我々が行う議論は、花巻市の今後を左右する重大な話し合いであり議決であることを深く認識し

議論の深まりを持つことが必要と考えております。

また、もっと判りやすく議会の見える化を進めることで、より開かれた議会をつくり市民の皆様の理解を深めて参りたいと思っております。

何をやっているのか理解されなけば、関心を持って頂けるわけがありません。

そして広聴広報の更なる改善によって、決定へのプロセスもお知らせし、

皆様からのアイデアの市政への反映も更に図らなければなりません。

まずは、これまで以上に市民の皆様の声に耳を傾け、思いに心を寄せ、対話の市政を進めたいと考えます。

常に、誰のための議会か何のための議会かを念頭において行動していきたいと思います。

今後とも皆様のご指導・ご鞭撻を心よりお願い申し上げます。

照井

「商工会議所活動の今後について」

2013-11-08 07:36:47 | 日記
11月7日(木)17時30分より、花巻商工会議所の臨時総会が開かれました。

3年に一度の議員の改選が行われ、新しい体制でのスタートとなりました。

 商工会議所には、会頭、副会頭、専務理事の執行部を筆頭に、会頭推薦の3号議員15人、部会推薦の2号議員33人

選挙により選出される1号議員48人とがあり、11月1日より全国一斉に新体制でのスタートになりました。



 戦後の日本経済の発展過程において商工会議所が果たしてきた役割は実に大きかったと思います。

全国各地にあって金融斡旋を中心とした各種サービス提供等総合的な経営支援によって、

中小企業を実質的に保護発展させてきました。

 しかし、伝統的な商店街の衰退への対策や、自主財源拡大の必要性、急速な行政、各種組織の合併への対応、郊外型大型店の進出等、
商工会議所や中小企業を取り巻く環境は実に厳しいと言わなければなりません。それだけに責任も重い。

 今後益々、商工会議所の役割は大きくなると考えております。

本格的な地方分権の推進によって地域の自立・地域の自己展開力の発揮が求められ時代に入っていく中

従来の業者への経営支援業務以外のイベント支援、環境問題への対応、景観創造、人材育成、

まちづくりビジョンの作成、提言等地域の総合振興にさらに貢献することが重要になると思っています。

 地域の特性は極めて多様であり、歴史、文化、産業構造、人口構成、行政との関係等多岐に渡ります。

全国一律的な取り組みではなく、地域の実状にあった政策展開がこれまで以上に望まれます。

会議所に所属することで得られるメリットのアピール、ニュービジネスの創造と支援、

団結と学びによる更なる組織力の強化を図り、時代の変化と地域のニーズに迅速かつ大胆に対応出来る体制をつくり

地域社会の経済をリードする重要な機関として発展していきたいものであります。

アベノミクス以降経済は順調に回復してきていると言われておりますが、地方は依然として厳しい状況におかれており、

各企業の努力はもちろん、会議所の更なる支援の充実が望まれます。

 組織の確かな目標と明確な政策、そして確実な行動によって、地域の未来を共に切り開いていきたいと思います。

市民の皆様方の尚一層のご支援を心よりお願い申し上げます。

照井