「LOVEはなまき通信」元 花巻市議会議員 照井雄一のブログ

岩手県花巻市の元市議会議員・照井雄一です。
人任せにしない政治、まちづくりを先送りさせないための活動を報告致します。

『復興支援 バス買い物ツアー』のご案内

2013-04-27 07:33:19 | 日記
下記の日程で、沿岸部復興支援 バス買い物ツアーを実施致します。

是非、ご都合をつけて、ご参加下さいませ。



見て、感じて、伝えること、大切だと感じています。

皆様のご協力よろしくお願い申し上げます。

日時 平成25年5月26日(日) 午前8時~午後6時まで。

場所 釜石・宮古ほか

内容 被災地視察&買い物、食事等

参加料 3000縁 (円) 交通費及び昼食代ほか

集合 花巻市役所前に午前7時50分集合のこと

出欠 照井雄一まで。Tel 0198(23)2371 Fax 0198(23)2373



照井

『自由民主党花巻市支部役員会』開催

2013-04-20 20:48:50 | 日記
本日、『自由民主党花巻市支部役員会』並びに『参議院選挙第1回選対会議』が開催され、

第4選挙区支部長の衆議院議員、藤原崇氏と7月の参議院議員選挙に立候補予定の田中真一氏が

来賓として出席され、それぞれご挨拶を頂きました。



藤原崇氏からは、初当選以降の国政での活動についてご報告があり

また田中真一立候補予定者からは、今回の立候補に向けた決意についての挨拶がありました。

正直私の所感としては、本来この時期にこのような会合を持つ事自体、実に遅いと感じています。

もとより、参議院選挙の候補者選びが遅れたことも種々の事情があるにせよ、大きな問題でした。

岩手は、長い間小沢王国と言われ、その後の民主党への期待感から自民党には分が悪いとされてきましたが、

ならば尚更、根本的に体制を立て直す取り組みをしなければなりませんでしたが、県連も支部も

何ら明確な手を打てず、流されるままに流され、対処療法的対応に追われてきたのが現実です。

私は昨年5月26日に花巻市支部宛に、今後の支部活動に対する提言書を提出しておりますが

今日まで、何ら返答はありません…。

これが、自民党の実態なのだと落胆していた矢先、昨年の大勝です…。

何も変わらないうちに、勝ったものだから、自分たちの過ちにも気がつかず、

下野した3年数ヶ月の野党時代の総括もなされないまま、また、風に身を委ねる結果となりました。

今こそ政治は、変わらなければなりません。

今が最後のチャンスだと思っています。

…そんな折の今日の会議。


しかし、今日さらに驚いたことは、役員会兼選対会議とは名ばかりで、ろくに協議もせず、

直ぐ懇親会に移行したことでした。

今日は…何のために集まったのか。何のための会議か。

先の衆議院選挙で自民党が大勝して以降、確かに自民党には追い風が吹いているかに見えるが

言うまでもなく、あの選挙は自民党が勝ったわけではなく、民主党が一人転けただけの事。

現在の選挙制度では、常に風の向きで大きく情勢がブレることになります。

前回、前々回の政権交代が良い例です。

民主党にはもはや、政権は任せられないが、生まれ変わっていない自民党にも課題は多く

今こそ、有権者の信頼を取り戻す為に、政治が変わらなければなりらい時なのです。

安倍内閣発足後、確かに自民党は変わりつつありますが、地方組織は変わり切れていないのが現実です。

自分たちの恥をさらすようで本来、申し上げたくはありませんでしたが

今日の会合に見るように、自民党花巻市支部は何も変わっていませんでした。

追い風に乗って勝てる程、選挙は甘くないはずです。

私は、以前小泉元首相が言ったように、今壊さなければならないのは、自民党だと思っています。

自らの意識改革と資質の向上を進めます。

そして、自民党の改革と支部の立て直しこそ急務であり、私の使命だと感じています。


照井





「議員政治倫理検討特別委員会」開催

2013-04-15 19:18:32 | 日記
 花巻市議会、「議員政治倫理検討特別委員会」の第2回会合が開催されました。

前回に引き続き、政治倫理を検討する意義について確認致しました。根拠となるのは、平成22年に策定された

花巻市議会議会基本条例の第25条(議員の政治倫理に関する規定)に則り、今回議会内に特別委員会を設置し

その内容について協議しようとするものであります。


 この25条には、第1項として、議員は市民の信託にこたえるため、高い倫理的義務が課せられいることを自覚し

市民の代表として良心と責任感を持って議員の品位を保持し、識見養うよう努めなければならないとしている。

同2項には、議会は、議員の政治倫理に関して別に定めると規定している。


 以上により、今般政治倫理の規定について特別委員会として内容を検討することとした。

今後は、各地の事例を検証しつつ、花巻市議会としての政治倫理に関する規定を導き出すことになります。

策定にあたっては幾つかの形態があり、検討の経過の中でいずれかに落ち着くものと思われます。

 今回その形態について以下に概要をお示ししておきたいと思います。

大きく分けて、条例・規則・要綱の3つに分かれます。それぞれの性格については、

  1.条例とは、地方公共団体が自治立法に基づいて制定する法規の一形式である。
    
    条例の制定・改廃は、議会の議決によって成立する。

  2.規則とは、地方公共団体の長が制定する地方公共団体の法規の一形式である。

    規則は、条例に違反することは出来ない。

    規則の分類としては

     ・条例の委任を受け、又は条例を執行するために定められるもの。

     ・地方公共団体の住民の権利義務に関する法規たる性質を有するもの。

     ・地方公共団体の内部的規制たる性質を有するもの。

  3.要綱とは、法律、条例、規則等の法規とは異なり、行政機関の内部規定である。

    法規ではないことから、法的拘束力はない。

    定める内容により、助成要綱、指導要綱等に分類される。

    
●制定の根拠   条例は、憲法  規定は、地方自治法  要綱は、なし

●制定権者    条例は、議会  規定は、市長     要綱は、市長(担当課)

●性  格    条例は、法規  規定は、法規     要綱は、内規

●法的拘束力   条例は、あり  規定は、あり     要綱は、なし


今後月2回のペースで委員会を開催し、内容を検討していく予定となっています。


照井

「私的行政視察Part2 オガールプラザIN紫波町」

2013-04-14 17:41:13 | 日記
 本日、現在県内でも話題の官民複合施設「紫波町オガールプラザ」を視察して参りました。

「オガールプラザ」は、紫波町中央駅前一帯の再開発事業の一環で取り組んでいる

オガールプロジェクトのもとで建設された官民複合施設です。

 全長140m、台形の屋根が特徴の2階建ての施設は、東棟・中央棟・西棟にわかれ

ほぼ町内産の木材を使用した全国的にも珍しい木造大型施設となっています。


(駐車場から全景を望む)(紫波中央駅から歩いて5分の好立地)


(雨の日も安心な野外通路)


(東広場の寛ぎスペース)

町と民間の協働による複合施設のため、館内には紫波町情報交流館(図書館・交流館)、紫波子育て支援センター

などの町の施設のほか、県内一の広さを誇る産直や、クリニック、薬局、塾、居酒屋、カフェ、ショップなど

テナントも入居し、紫波町民と観光客とのコミュニケーションの場として広く利用されていました。

 今回私は、花巻市でも現在計画中の中央図書館の建設計画策定に向けて、市民に愛される図書館のあり方について

併設されている紫波図書館を中心に視察して参りました。

 図書館長は不在でありましたが堀内由美子事務局長にご対応頂き、館内を視察させて頂きました。

受付の女性職員さんもとても親切で、気持ちの良い対応に驚きました。

いろいろ質問させて頂きましたが、テキパキとした応対で好感が持てました。

とかく、こういう仕事は事務的になりがちですが、やはり親切な対応はすべての施設の基本ですね。


(吹き抜けで開放感ある館内)


(清潔感溢れる空間)


(木のぬくもりが優しい図書館)



(フリースペースや閲覧デスクもすっきり、爽やか)

中央棟一階には、ワークショップや講演会などにも利用出来る地域交流館・交流ステージがある。

今日は、日曜日ということもあり来館者も多く、交流スペースでは、ガールスカウトの交流会や食事会などが開催されていました。


また、館内にはカフェや音楽スタジオ、薬局やクリニックまであり、市民の利用促進にも力を入れている。


(日本では2号店となるシアトルのカフェ)

官民の複合施設ということもあり、中央棟西側には、県内最大級の産直施設マルシェもあり、地元の特産品の販売行っていた。

さらに紫波中央駅をはじめ、住宅街や運動場、幹線道路など周辺の整備も着々と進み

町の成長の息吹を感じ、逞しい街づくりが進んでいることを実感しました。

この町には、まだまだ大きな可能性が秘められ、益々魅力的な紫波になることでしょう。



今後花巻においても図書館建設にあたっては、周辺開発と併せて

やはり何らかの複合的な施設建設が望まれており、

多くの市民の方々の学びと交流の場として、「市民の集いの場」を演出する必要があると感じています。


(買い物客で賑わう産直施設マルシェ)

自動販売機も珍しい代物・・・。初めて見ました こんなところにも地元のこだわりがありました。



昨年来、花巻市議会文教常任委員会では、県内外の複合的図書館施設のあり方を検証すべく、

各地を視察研修させて頂いておりますが、現在市内3ヶ所程度の建設候補地を掲げながら、

建設計画の策定に向けて協議を進めており、より市民の皆様に利用頂き易い素晴らしい図書館を目指して

今後も鋭意検討作業を進めて参りたいと存じます。
 
 私も、任期中に何らかの方向性をお示し出来るよう、今後より一層調査検討をさせて頂きます。

照井