「LOVEはなまき通信」元 花巻市議会議員 照井雄一のブログ

岩手県花巻市の元市議会議員・照井雄一です。
人任せにしない政治、まちづくりを先送りさせないための活動を報告致します。

消費税増税再延期について

2016-05-29 07:37:49 | 日記

安倍内閣発足以来、国内景気は回復傾向にあると言われいるが、

残念ながら、その実感は全くない。

大都市や一部の大企業には、その恩恵があるのかもしれないが

一般庶民、特にも地方には縁のない話だ…。

折角の景気回復が国民生活に直結しないのは誠に残念と言わなければならない。

そんな中出てきたのが、消費税増税論議。

本来消費税は、年金や生活保護等の充実を進め、少子高齢化社会の国民生活の安定を図ろうというもの。

しかし、諸般の事情から果たして増税を行なう環境にあるのか…。

ましてや、熊本地震の発生により条件は更に悪くなっている。

こんな中増税するなら、それは何がなんでも年貢を納めろという悪代官と同じだ。

国政は、あくまでも国民のためのもの、一人勝手は許されることではない。

国会議員も官僚も、十分な身分保障と報酬や休暇、様々な特典など庶民にはないゆとりある生活が保障されている。これでいいのか。

増税の前に先ずは、抜本的な財政改革、無駄の排除など、国民に見える実の上がる改革をしなければなるまい。

以前掲げていた国会議員の定数削減は、一体どうなったのか…。

身を切る改革なくして、増税はあり得ない。国民の理解など得られる訳もない。

あれ程、来年の4月に消費税は上げると断言していたものの、選挙が近づくにつれて、見送りの方向に舵を切る。

国民としては、延期は当然のことだが、このような政策転換では

首相の言葉や国の政策を信用することは出来ない。

首相も今年に入り、如何にして再延期するか、その理由とタイミングを探っていた。

識者の意見や国民感情、選挙の勝敗の見通しを見計らいながら、

逃げ道を探していたところに、絶好の機会としてサミットがあったということだ。

リーマンショック発言は、まさにその最たるもの。

しかし、その認識には異議はある。根本的に状況は違うからだ。

ただ、そう言うことで再延期の理由を掲げたつもりなんだろう…。

選挙の勝敗より、国民の生活を最優先に考えてこその政治だ。

今一度政治の原点に立ち返ってもらいたい……。

その上で、税の在り方を論議し、国民の理解と協力を求めるべきだろう。

照井


オバマ大統領広島訪問に寄せて

2016-05-27 18:53:08 | 日記

伊勢志摩サミット開催に併せて、アメリカ大統領として初めて広島を訪問をしたオバマ氏。

歴史的な訪問として大いに評価出来るものだ…。

実に71年目にして実現した快挙。勇気ある第一歩に敬意を表したい。

今後の核廃絶に大きな弾みにしたいものだ。

この訪問実現に向けた取り組みには、様々な困難があったと思うが

訪問が実現したこと自体に意味があると思う。

しかし、非核実現には課題は実に多いと言わなければならない。

大統領が言った『核なき世界の実現』は、今更言うまでもなく

人類共通の願いです、…。

大統領就任早々、核廃絶を訴え、ノーベル平和賞を得たが

残念ながらその後何ら前進はしていない。課題が浮き彫りになったばかりだ。

大切なのは言葉や理念より実行性と言わなければなりません。

今回の、大統領、首相の挨拶は、言葉は多いが私の心には響かなかった。

一言、I'm sorry. That was all right.と言って欲しかった。

日本にも過ちはあった。お互いに歴史を直視しなければ前に進めない。

大統領の所感や首相の言葉を果たして被爆者はどう受け取ったのだろうか…。

立派な言葉ではなく、この惨劇を深く心に刻み、核なき世界実現に全力で取り組んで欲しいものだ。

それだけの影響力と実行力を持っているから国民の平和へ期待は大きい。

銃に寄らない、核に寄らない抑止力…。

願わくは、戦争や紛争を武力ではなく、話し合いや外交によって解決する世界を作りたいものだ。

その為にも、言葉ではなく、まず実行によって核の廃絶を実現して欲しいものだ。

銃社会で、核を持ち世界平和を訴えても説得力はない。先ずは、自ら示せ…❗

平和な世界を作るという強い信念と、どんな戦争行為も寄せ付けない心の砦を築きたい。

そして、折角実現した歴史的な今回の広島訪問が

核廃絶に向けた大きな一歩になることを願わずにはいられない。 

決して今回の訪問を単なるパフォーマンスに終わらせてはなるまい。

今後の展開に期待したい…。

照井


御礼

2016-05-06 07:56:51 | 日記

昨日はお陰様で元気に61歳の誕生日を迎えることが出来ました。

多くの方々から、温かいお祝いのメッセージやお言葉を頂き心から感謝致しております。

お陰様で気力体力万全です。

まだまだ修行の途中ですが、これからも日々精進して参ります。

皆様には、今後とも公私ともにご指導・ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。

仕事や各種社会活動を通じて地域に貢献して参りたいと存じます。

皆様から頂いたご縁と友情に感謝申し上げます。