現在花巻市議会議会3月定例会が開催されております。
各種議案審議や一般質問が行われ、新年度に向けた活発な議論が交わされている。
最近は議会傍聴の他にも、ケーブルテレビ📺でのライブ放送や
Fmはなまきでの再放送があり、議会活動に触れる機会が増えたことは喜ばしいことだ。
議員各位がどんな質問をし、当局側がどう答えるか。市政の動向を知ることが出来る。
日頃から市政に関心を持つことが重要であり、議会にも一定の緊張感が生まれる。
市民の目が、議会や行政の質を高める一助にもなると思う。
各議員には、それぞれ得意分野や専門分野がある。
また、時局に照らして様々な問題について質問をしていく。
具体的な諸問題、疑問について当局の考えを正すと同時に各種提言をしていく。
ただ、最近気になるのが、個別の問題について掘り下げるあまり
大局的な観点が、議論されないような気がしている。
着眼大局、実施堅実でなければならない。
枝葉の論議ばかりが横行すると大局を見失い、未来を見誤る恐れがあると感じるからだ。
花巻の未来は執行機関とチェック機関である議会に託されているのである。
今後の花巻をどのように導いていくのか。大変重要な問題だ。
目の前にある諸問題に取り組みつつ、未来を拓く気概と資質をさらに高めて欲しいものだ。
最近一般質問を見聞きするに付け、そんな事を感じています。
今年は1月に市長選挙が行われ、今後7月には市議会議員選挙が行われる。
まさに、花巻の未来を託す大切な年になります。
もっと市政について関心を持つと同時に、それぞれの立場での関わり方が、問われます。
有権者の政治参加の端的な形は、選挙を通じて一票を投じることです。
議員定数も削減され、ある意味民意が届き難くなった今
これまで以上に、誰に何を託すか、誰と共に歩むかが重要になってくる。
先の見えない厳しい時代だからこそ、単に地縁血縁、選挙ばかりに頼る選挙は終わりにしなければなりません。
私達の未来は私達が決める。その出発点は有権者の行動に掛かっているのだから…。