今年7月に花巻市議会議員選挙が行われる。
この機会に、議会の課題について述べておきたい。
議会には本来、政策立案機能と行政監視機能という二つの役割か期待されている。
執行機関への質疑と課題追及については一般質問や委員会活動を通じて
積極的に行われているが、政策形成、立案については実にお粗末と言わなけれはならない。
質疑主義に陥るあまり、大切な熟議による政策提言が十分なされていない。
これでは、本来果たすべき議会の機能が発揮されているとは言い難い。
議員にはそれぞれ公約やビジョンがあり、会派にも理念や政策があるはずだ。
それらを元に、もっと積極的な議論をし、具体的な政策提言をしてもらいたい。
以前から、この点が非常に弱いと感じている。
単に議案審議だけでは役割を果たしているとは言い難い。
新しい議員には、本来持って議員としての使命を十分発揮して欲しいと思う。