多数の皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。
日時 平成26年6月29日午前11時より
場所 照井ゆういち事務所(花巻市大通り一丁目 小友ビル1階)
内容 挨拶、激励のことば、報告ほか。
駐車場は、御宿玉川の🅿️をご利用下さいませ。
花巻市大通り一丁目4-14
照井ゆういち事務所
6月9日~12日まで4日間に渡り行なわれておりました、
花巻市議会6月定例会の一般質問が昨日終了致しました。
今回は、花巻市まちづくり総合計画長期ビジョンに関わる
第一期行動計画『中期プラン』が先月示されたことにより、
その中身についての質問を中心に活発な議論が行なわれました。
今回の登壇者は、14人でしたが、以下何点か主な内容についてご報告させて頂きます。
1.新工業団地造成へ
喫緊の課題である、人口減少に歯止めを掛け、雇用の創出を図るためにも企業誘致は欠かせないテーマです。
現在工業団地、流通団地それぞれ複数の企業と折衝中で、民間用地も仲介を行っている。
市内工業団地の分譲状況は、第一工業団地が68.8%、第二工業団地69.7%、流通団地98.7%となっており、
新たに紹介出来る用地は、3ha程になる。
年度内に用地選定や事業概要についての基本計画を策定することとしております。
2.ふるさと納税の返礼について
イーハトーブ花巻応援寄付金への返礼は、現在礼状と市内観光施設の入館券を送付しているが、
今後、花巻市の特産品を活用し、市のPRと市内事業者への販路拡大や経済効果にもなることが
期待出来ることから、今後特産品の返礼を検討するとした。
3.中学校新校舎等の方針
湯口中学校の建設工事については、現在基本設計を進めており、
来年度から校舎建設に着手し、平成29年度に完成予定。
また、大迫中学校については、建設予定地を住民の意見を参考にしながら、基本設計と実施計画を策定する。
4.こどもの城構想について
花巻中央図書館並び中ホールを兼ね備えた複合施設に計画されていた『こどもの城』構想だが、
敷地面積の不足や一部敷地内から基準値を超えるヒ素が検出される等
施設内容を再検討する必要が生じてきた。
これにより、土地取得や設計業務に遅れが生ずる状態となり、15年度までずれ込む可能性が出てきた。
5.看護大学設置断念
旧東和高校跡地に4年生の看護大学設置の計画があったが
東日本大震災により延期となった末、今春計画自体が撤回された。
しかし、この計画そのものが、議会には何ら報告されておらず、その進め方にも課題を残した。
6.コンプライアンスの徹底
昨年、度重なる市政の不祥事に対して改めて指摘がなされ、
当局からの陳謝と再発防止に向けた具体的な改善策が示された。
各種研修や公益通報制度をより実効性のあるものに改正するとしている。
7.羽田便復活に向けて
1985年以降休止している、いわて花巻空港の羽田便復活に向けては、単に東京と岩手の空路確保だけでなく
羽田をハブ空港という観点から、航空会社と折衝していく考え。
照井
昨日、花巻市消防演習が行われました。
団員は、炎天下の中、整然としてとても逞しい勇姿を見せてくれました。
日頃の鍛錬の賜物と感服致しました。これからも地域防災の為にご活躍頂きたいものです。
しかし、消防団には課題も多く、解決しなければならない問題は山積しています。
私自身以前消防団員を経験していただけに、皆さんのご苦労強く感じています。
消防団は、地域密着性、要因動員力、即時対応力という特性を発揮させる為
各市町村の実態にあった組織、団員数を確保し、地域に必要な体制を整備する必要があります。
しかし、どこの地域でも団員の高齢化や団員数の減少は著しく、十分な体制の確保が難しくなっています。
多くの団員は、生業・生活の一部を犠牲にして活動を維持しています。
団員を確保し、組織を維持していく為には、女性や公務員などの入団を促し
消防団への参加の範囲を広げていくと共に、さらに住民の幅広い層から団員を確保する必要があり
制度の改革と住民・事業者への理解の輪を広げ、併せて消防団側の意識改革も進めなければなりません。
社会情勢の多様性を考えれば、従来のように最低限の職務遂行は必要だが
特定の活動や特定の時間のみの参加も容認するなど、活動の中身を検討することも課題だと思っています。
消防団の維持拡大の為にも、可能な範囲で活動に参加出来る制度を検討し
多くの住民が参加し易い環境を整備する必要があると考えております。
また、市町村の制度や財政面の見直しなど、行政の取組み、後押しも重要となります。
官民一体、地域一丸となって、新しい消防団体制を整えていきたいものです。
先ずは、地域や事業者の理解と協力から進めていきたいと思います。
照井