湯原修一の歓喜悦慶と聊かの慷慨憂愁, etc.

いつとはなしに眠りにおち微風を禿頭に感じて目が覚める。
このような生活に変わったらブログが更新されないかもしれません。

◇ ブルーインパルスのテスト飛行

2017年04月22日 13時49分53秒 | ちょっとした出来事?
宿明け勤務から帰って2階縁側にあるパソコンの前に座っていると、飛行機の排気ジェット音が度々聴こえてきました。

地元の「阿蘇くまもと空港」を離発着する旅客機はそんなに多くありませんし、旅客機の音よりも大きくて近い感じでした。

何が飛んでいるのかと思って空を見ると、青空をバックに、ジェット戦闘機らしき小さい機体が幾つか見えました。

※排気ジェット音(騒音)は流速の8乗に比例するので、流速が速ければ騒音が指数関数的に増大するそうです。

正味推力=空気流量×(排気速度-飛行速度)

ということで、旅客機では騒音を小さくするために大口径の(空気流量が多い)ファンを回しているということですが、速く機敏に動かなければならない戦闘機ではそういうわけにもいかないので、流速を上げざる(騒音を出さざる)をえないということのようです。


バラバラに乱れて飛んでいるようでしたが、しばらくすると全機(6機)が集まってきてデルタ隊形を組みました。

そして白いスモークを出しました。
これは写真に撮らなくてはと、慌ててバッグからデジカメを取り出しました。


6機の編隊ですが、遠くて解像度も悪いので1機のように見えます。

いくつかのデモンストレーション飛行を見せてくれましたが、これはその一つです。



五輪のマークでも描くのかなと思っていたら、





完成したのは梅鉢紋のような丸い円でした。


※この円の下あたりが熊本城になります。
家から天守閣まで直線距離で2kmです。


カヅちゃんが点けていたラジオから「ブルーインパルスが熊本上空を飛んでいる」と報じました。

明日(23日)が本番で、傷ついた熊本城上空で「震災復興支援特別飛行」が披露されるとのことでした。
今日私が見たのはテスト飛行だったようです。


熊本地震からの復興を励ますために来てくれたブルーインパルスは好運の飛行隊です(*)。
明日11時からの本番が楽しみです。

*:ブルーインパルスの拠点である宮城県の松島基地は、2011年3月11日の東日本大震災のときの大津波により壊滅的な被害を受けましたが、そのときブルーインパルスは基地を離れていて難を逃れています。
 大震災発生の翌日(3月12日)が九州新幹線の開業日でしたが、その開業を祝う記念飛行のために九州に来ていたからです。

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