************ はじめに(おことわり) ***************
このカテゴリ「紫苑色の重い思い(慷慨憂愁)」には次のような内容のものを掲載します。
・呆れること
・憂えること
・疑問/不条理に思うこと
・不義不正への憤り
そのなものは見たくない(読みたくない)と思われる方は、このカテゴリをスルーしてください。
少なくとも、青空を見上げたときのような清清しい気分になることはないと思いますので ・・・
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悪徳者は己の欲得のために「国(皆さん)のためです」といって票を掻き集める。
愚者は、愚者を苦しめることになるであろう悪徳者へ清き票を投じる。
そして、愚者でもある数多の善人が互いを慰め合う悲惨な時代となったとき、愚者は、まるで為す術がなく避けられない運命だったかのように、それを甘受する。
嵐雲が近づく和歌山県の潮岬 -2010年夏- ※この暗雲は、この頃から暗転しはじめる時勢(治世)を暗示していたかのようです。
愚者は裸足で悲劇を演じ、悪徳者は椅子に座って笑いを押し殺しながら観覧することになる。
ときどき投げ入れられる御捻りを愚者はありがたく頂戴し、また演じ続ける。
俗に賢者と呼ばれている立ち見の者は、泣きどころか笑いどころか解からないまま、見るに忍びず劇場をあとに憐憫の情で去っていく。
後ろには使い古された看板が、勘亭流の文字で ・・・
-観客参加型喜劇-
『悲劇は繰り返す_懲りない人々_』
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