湯原修一の歓喜悦慶と聊かの慷慨憂愁, etc.

いつとはなしに眠りにおち微風を禿頭に感じて目が覚める。
このような生活に変わったらブログが更新されないかもしれません。

♡ 昔より大きくなった(?)オリオン座

2015年03月26日 23時09分13秒 | 瓶覗色の思い[歓喜悦慶]
  最近興味惹かれる記事をウェブ上で見ました。

  『地球が太陽系から外れてオリオン座へ接近している』というのです。
  『だから最近オリオン座が大きく見えるようになっている』・・・ などと

  乗せられ易い私は、
  先ほど外に出てオリオン座を確認しました。
  (今住んでいるところが街の明かりが少ない山際であるからか、星がよく見えます)
  そういわれれば昔に比べて大きくなっている(拡がっている)ように見えました。:P

  オカルト系のオフザケサイトかも知れませんので
  この話についてはこれまでにして


”オリオン座”という星座名が出てきましたので
思い出したことを二つ


Ⅰ.スケベで楽しい悪党の高田純次さんはイイ顔をされているという話

 数ヵ月前(?)にTV放送された番組の中で
 高田純次さんが
 『人生の最後に聴きたい曲は「冬の星座」です』という話をされていました。
    ※文言は不正確です。

 私も中学生の頃に(?)に聴いたことがあったはずの曲ですが
 どんなメロディーであったか、そして歌詞も全然覚えていませんでした。

 放送が終わった後
 さっそくYouTubeで探して聴きました。

 多くの方が歌われていました。

     ・松本美和子 さん
     ・菅原洋一 さん
     ・土居裕子 さん
     ・薬師丸ひろ子 さん
     ・由紀さおり・安田祥子 さん
     ・白鳥英美子 さん
     ・ダ・カーポ さん

          ※年齢順でも容姿順でもありません

 皆さんの歌を(特に土井裕子さんのを)繰り返し聴きました。
 いまでも時々聴くことがあります。

   作曲 ウィリアム・ヘイス
   作詞 堀内敬三

    1.木枯し とだえて さゆる空より
      地上に降りしく 奇(くす)しき光よ
      ものみな いこえる しじまの中に
      きらめき揺れつつ 星座はめぐる

    2.ほのぼの明かりて 流るる銀河
      オリオン舞い立ち スバルはさざめく
      無窮をゆびさす 北斗の針と
      きらめき揺れつつ 星座はめぐる


 一頃はPTAのおば様方から忌嫌われていた方ですが、
 臨終の間際に聴きたい歌が文部省唱歌の「冬の星座」

   苦労した人は、お馬鹿な真似して苦労したことのない人間も笑わせる
         ↑高田さんのこと(適当な味のある顔をされています)

     苦労したことのない人間は、お馬鹿なことをして人々を苦労させる
                   ↑誰のことでしょう

 最後に聴きたい曲に「冬の星座」を選ばれた高田純次さん
 ニヤケタ顔を見せておられるが、名前のとおり”純”な心をお持ちなのでしょう。


Ⅱ.オリオン座の星の一つ「ベテルギウス」が消滅してしまうという話+

 オリオンの右肩にあたる赤色超巨星である「ベテルギウス」が
 小さく歪になってきており、恒星の終わりが近づいているということです。

 何年か前にそれが発表されたときは話題になったようですが、
 これは冒頭の「地球が太陽系から ・・・」とは違って本当のことのようです。

   約640光年の彼方にあるといわれる星なので、
   今見ている輝きは
 
     日本では室町時代
     外国では英仏100年戦争があっていたころの久遠の光ということになります。

 近い将来に恒星が消滅するときの超新星爆発があるかもしれないと言われています。

 先ほど外に出て星空を見てきました。
 「ベテルギウス」はありました。(正確には、約640年前の「ベテルギウス」の光が見えました)
 しかし、今現在「ベテルギウス」という星はもう宇宙に存在していないかもしれないのです。

 不思議な感覚にとらわれます。



  

 宇宙の果てはどうなっている?
 果ての外側はどうなっている?

 誰しも一度は考えたことがある素朴な疑問ではないでしょうか。

 「宇宙のことを殆ど知らないが興味はある」という方は
 一度「自然科学研究機構 国立天文台」のサイトを訪問されてはいかがでしょう。

 サイトには「宇宙図」というページもあります。

 そのページには「宇宙図」のことについて次のように書かれています。

  ・宇宙図の狙いは、宇宙に対して興味を深める機会を多くの方に提供すると同時に、
   宇宙の新しい楽しみ方を広く提案することです。
   人間と宇宙の関わりや、身の回りにあふれる物質の起源、宇宙の歴史やその構造など、
   どなたでも一度は気になる宇宙の謎について、最新の天文学が到達した成果をしっかり
   盛り込むことにしました。一読すると難解に見えますが、ぜひ、じっくりと時間をかけて
   読んでみてください。

 スクロールしていくと次の文章などがあります。 

    ・宇宙は誕生直後、とてつもない大量のエネルギーによって加熱され、
     超高温・超高密度の火の玉となりました(温度は10億度の10億倍のさらに10億倍)。

    ・ある説によれば、宇宙は最初は11次元で、やがて余分な次元が小さくなり、
     空間の3次元と時間の1次元だけが残ったのだといいます。

    ・すべての恒星が、一生の最後に超新星爆発を起こすわけではありません。
     太陽のような比較的軽い恒星は、寿命がくると、ゆっくりと自分自身を作っていた
     物質を宇宙に放出し始めます。星はしだいにかたちを失い、星の芯の部分だけを
     中心に残して、宇宙空間へと広がっていくのです。

      .etc


 スクロールして読み進んでいくと、ついていけない私の脳がダッチロールしそうになりました。

 読み終わって現実に戻ると、私とカヅちゃん(妻)がちっぽけなものに思えました。
 無限の宇宙の中で、運命でめぐり合った小さな存在だからこそ、
  大切にしなければという気持ちになりました。


    悩み事がある方は「宇宙図」をご覧になってはいかがでしょうか
    そして星空を眺められてはいかがでしょう
                  もしかしたら少し気が楽になるかもしれません


・・・・・・・・・・・ ギャラリー 007 (フィンセント・ファン・ゴッホさんの絵) ・・・・・・・・・・・


 ・画家:フィンセント・ファン・ゴッホ(Vincent van Gogh) 
 ・タイトル:ローヌ川の星月夜(Starry Night Over the Rhone)
 ・製作年:1888年                         ライセンス: (パブリック・ドメイン)
 ・収蔵:オルセー美術館<フランス>

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