湯原修一の歓喜悦慶と聊かの慷慨憂愁, etc.

いつとはなしに眠りにおち微風を禿頭に感じて目が覚める。
このような生活に変わったらブログが更新されないかもしれません。

◇ スーパーカブでトコトコと ・・・ (小国行_2)

2017年01月13日 13時42分48秒 | ちょっとした出来事?

*** 前日の記事のつづきです ***

朝風呂は熊本館にある大浴場へ行きました。

部屋のドア下に差し込まれていた新聞を持ち、"越境" して朝食を食べに行きました。




※新関脇になった「正代」さんは熊本(宇土市)の出身です。
熊本県出身では久しぶりに大関を狙える力士ではないでしょうか?
「栃光」さんのあと、50年以上出現していません。

小雨が降っていたのでカッパを着て出発しました。
杖立温泉街を出るとき丁度10000kmを超えました。


予定に入れていたわけではありませんが、近くまで来たので「北里柴三郎記念館」、「坂本善三美術館」、「鍋ヶ滝」に寄って帰ろうと思いました。

北里柴三郎記念館へ向かう近道で見かけた時代がかって趣がある橋梁


この橋のことを帰ってから調べたところ「幸野川(コウノガワ)橋梁」といい、1939年に国鉄宮原(ミヤノハル)線の橋梁として完成したものだそうです。
当時は軍需優先で鉄不足であったため、全国的にも珍しい竹筋コンクリート橋だそうです。
30以上前に廃線になり、今は遊歩道として使われているようです。

北里柴三郎記念館




※郷土の偉人「北里柴三郎」さんについては、前(2015.10.6)にも拙ブログ記事で触れています。

雨脚が強くなってきたので小国町の道の駅へ向かいました。

そこでカッパを脱いで一休みし、お土産に買ったジャム

小国特産の乳脂肪分4.5%ジャージー牛乳も飲みました。

冷たい雨が降りしきる中、カッパを脱ぎ着するのも億劫なので、「坂本善三美術館」と「鍋ヶ滝」は次の機会に見ることにし、前日に来た道を戻り始めました。

兵戸トンネルを過ぎ菊池市街地が近づく頃になると、手足がかじかんできました。

そんな哀れな旅人のためにもと用意してある足湯に浸かりました。
(手も浸けました)

※「きくち観光物産館」の横にあります。
※むくつけき格好の私は女性に遠慮して下手で浸かりました。

美人の湯といわれる菊池温泉の湯は杖立温泉の湯よりスベスベ度が強いように感じました。
手足が温まり人心地がついた私は、小降りになったこともあり、そこから1km余りのところにある懐かしい石橋を見に行きました。

迫間(ハザマ)川に架かる「迫間橋」

※迫間橋は石工「伊助」さんらが今から200年近く前の1829年に完成させた一連石橋です。
直ぐ下流にある迫間滝と重ねた景観は絵の題材になりそうです。

※今年92歳になるオフクロはこの近くの里の出身です。
 昔(私が小学校低学年の頃)実家に帰省する母に連れられて行き、石橋の上手にある緩やかな流れのところでウグイを釣ったりして遊んだという記憶があります。

ふたたび物産館に戻った私は、家への土産にと、つきたての「杵つき餡餅」と

素朴な郷土菓子「ゆべし」と「とじこ豆」を買って帰路につきました。


コメントを投稿