湯原修一の歓喜悦慶と聊かの慷慨憂愁, etc.

いつとはなしに眠りにおち微風を禿頭に感じて目が覚める。
このような生活に変わったらブログが更新されないかもしれません。

◇ 「ONEQ」さんのミネラルエロチカ

2016年10月08日 22時52分34秒 | 日常・その他
昨日は久方ぶりでの
職場の懇親会(飲み会)でした。

 「月見の会」と銘打った集まりでしたが
 昨夜は上弦(半月)にも至らない
 月齢 6.1の月でしたから、
 空を見上げるようなことはありませんでした。


仕事仲間の舎監3名だけで2次会へ行きました。
(宿直勤務に当っていた1名は仕事)

1次会でビールジョッキ2杯、焼酎3杯、
ワイン1杯を飲み、
2次会で日本酒1合、ウイスキー水割り?杯を
飲んで結構酔っていた私でしたが、
小腹が空いていたので
「小料理屋」がある横丁へ向かいました。


その横丁は昭和の薫りがすることろです。
(一角にある古い共同トイレの香りもします(?))
隣接する車道から少し入ったこの一帯です。


  この一画の中に
  親爺さんが一人でされている小料理屋があります。
  前に何回か立ち寄ったことがあります。
  看板メニューの一つである
  豚カツ(親爺さんの拘りでロースでなくヒレ)を
  食べたことがあるだけです。
  
この日は
もう一つの看板メニューである甲羅焼きを
食べるつもりでしたが、
古いガラス戸の外から覗くと
満席のようでした。
 (カウンターだけの店で、
    7名程度(?)で満員になります)


帰って寝るしかないかと、
もう一方の横丁出口へ向かいました。
  ※この横丁は東と北の2ヵ所に
    車道との出入口があります。

入口のドアが開いたままの店がありました。
  以前に来たときは閉っていたはずです。
  通りすがりに狭い店内を見ると
  カウンター席だけのバーのようで、
  暗い照明の中に女性客が一人だけ
  腰かけているのが見えました。
  スタッフも一人だけのようでした。

  その女性客と一瞬目が合ったような気がしました。
  一旦通り過ぎた私でしたが、
  何かに引き寄せられるかのように
  店の中に足を踏み入れました。
  男性と思っていた店主は女性でした。

  "取り敢えず" 兼 "ラストオーダー" のつもりで
  ビールを頼みました。
   小瓶で出てきました。
   2本目がハイネケンだったのは憶えていますが
   1本目はラベルが無かったので
   聞いた銘柄を憶えていません。

  近くで見た女性客は
  かなり印象深い眼差しをした方でした。
  漂わせている雰囲気も只者ではなさそうな ・・・
  そしてどこかエロチックで ・・・
  芸能人のようにも見えました。

  その方は「ONEQ」という名で
  作品を制作されているアーチストでした。
  スマホ画面で絵(イラスト)を
  見せてくれました。
  当人が言われるように
  エロチックなものもありました。
    女性の曲線が強調されています。

  その主題や画風(というのでしょうか)は
  私の好きな漫画家バロン吉本(=龍まんじ)さんが
  描かれるキャラクターアートに
  どことなく似ているように思えました。
  ONEQ(オネキューと呼ぶようです)さんそのものが
  龍まんじさんが描かれる女性のモデルのような雰囲気でした。
    ONEQさんに尋ねましたが
    バロン吉本(龍まんじ)さんのことを
    ご存じでないようでした。
      二世代以上(?)離れた年齢かもしれませんが
      もし二人が会われたら、
      面白い発見があるかもしれません ・・・


  ONEQさんのイラストは
  ミネラルエロチカ(思いつきの造語)です。
  シルクスクリーンプリントは
  額入りでも1,000ドル以内で買えるようです。
  40年前であれば1枚部屋に飾りたいところです。

  ONEQさんのブログ
   → http://kotemufu.exblog.jp/


たぶん私は相当酔っていたのでしょう。
どういう話の流れでそうなったのか
憶えていませんが、
ONEQさんと店主と三人で
初恋の話しになりました。   
そして
「男(私(?))は何十年も昔の初恋を忘れられない」
「女は次の恋が始まればアッサリと忘れてしまえる」
というありきたりの青臭い意見で一致(?)しました。
  二人での会話を邪魔した酔っ払いのオヤジに
  気を使って合わせてくれたのかもしれません。


  あの目、あの声、
  やっぱり、ONEQさんを昔どこかで
  見たことがあるような気がします。
   ONEQさんは若い方なので、
   忘れるくらいの昔であれば
   本人は産まれる前か子供だったはずです。
   たぶんイメージの中でのことなんでしょう ・・・