遊民翁の”散策と絵”

”旅や散策”と”撮った写真をもとに描いた風景画”の紹介。

秩父34箇所めぐり(その10): 10番から11番札所

2013-06-03 10:35:48 | 水彩画
 今回からは、秩父巡礼二日目(2013年5月9日)で訪れた10番札所大慈寺から19番札所龍石寺までの10箇所。基点は西武秩父線横瀬駅から秩父鉄道大野原駅まで約2.8万歩、18.8kmの行程での景色から。

◎西武秩父線の車中から
 この線は単線のため途中で行き交う電車を待ち合わせる。横瀬駅の手前の芦ヶ久保駅での待ち合わせ中に見つけた寺。谷越えの山腹に緑色の大仏(?)。後で調べると、所謂「墓所のアパート」をかざる観音様。由緒のあるものではなさそうだ。絵的には、少々色がドギツすぎた。



◎10番札所大慈寺 ここは横瀬町。
 真新しい山門。本堂も新しいそうに思えたが、江戸時代の禅様式の建物とのこと。手入れが良いのか。



◎11番札所常楽寺
 ここからは秩父市。芝桜で有名な羊山公園と切通しのような谷間を分けた反対側の山腹にある寺で、境内からは秩父市内が眺望できた。
 殆どの札所の本堂の軒先に、その寺に関係すると思われる出来事に関する、原色で描かれた錦絵のような絵が飾られている。同じような絵は、確か秩父神社でも見たように記憶しているのだが。途中の寺で掃除している人に、この額の由来を聞いたが、要領を得ない回答だった。夫々の絵の感じから同じ人が描き、各寺に奉納したと思うのだが、さてどんな意味があるのだろうか。


  
(続く)

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