柳美里の今日のできごと

福島県南相馬市小高区で、
「フルハウス」「Rain Theatre」を営む
小説家・柳美里の動揺する確信の日々

堪忍袋の緒が切れた。

2014年10月28日 12時39分03秒 | 日記

10月23日木曜日23時33分に、『創』篠田博之編集長から「明日にはいろいろ具体的に確認したのを送ります」とメールが来ました。

いま、28日火曜日の午前12時25分です。

もうじき1週間です。

その間、何の連絡もありません。

無視されている状態ですね。

10月23日のブログ「今日 13:34に、『創』篠田博之編集長に送ったメール」を、もう一度読んでください。

わたしは、1日も早く「『創』稿料未払い問題」を解決して執筆に集中したいので、
2007年6月に篠田編集長から連載依頼を受けた「原稿用紙3枚で5万円」の条件とはかけ離れますが、
1枚4000円という『創』内規の最低稿料で妥協することを、篠田編集長に伝えたのです。

稿料未払いの原稿は、155,098字、400字詰原稿用紙387.7枚です。
『創』最低稿料の1枚4000円と計算すると、1,550,800円になります。
それに、対談2本分(1本3万円)6万円を加えた、計1,610,800円を返済してください、と――。

篠田さんから、対談集『沈黙より軽い言葉を発するなかれ』印税の過払い金が数万円あり、「著者献本分で印税と相殺というのが3~4万円ある」という値引き交渉があり(内心、こちらの譲歩金額の大きさを全く考慮しない破廉恥な要求だと驚きましたが)、わたしは「その分はきちんと明細を出していただいた上で、返済額の1,610,800円から差し引いてください」と伝えたのです。

さらに、本来であれば一括返済していただきたいところですが、分割返済にも応じる、とまで譲歩したのです。

ところが、この対応(無視)です。

篠田博之さん、あなたは対外的には、「プロの書き手として柳さんが言われていることは当然のことで、異論の余地はありません。早急に話し合いをし、対処したいと考えています。柳さん自身が書いているように、貴重な執筆の時間を妨げたことも申し訳ないと思っています」(『創』ブログ 10月17日00:40の投稿)と書きながら、私に対しては10月23日に「明日にはいろいろ具体的に確認したのを送ります」とメールして4日間も梨の礫――。

篠田さん、いい加減にしてください。
わたしは、怒っています。
遂に、堪忍袋の緒が切れました。

400字詰原稿用紙3枚で5万円という依頼を受けましたが、
振り込み金額は5万4千円で、源泉徴収税10%を差し引かれているので、実際の稿料は6万円でした。
つまり、1枚2万円(3枚なので、6万円)という計算になります。
わたしは、『創』に、7年間で、400字詰め原稿用紙656.4枚(262,545字)の原稿を書きました。
計算すると、総額1,312万8,078円になります。
「創」からこれまで振込まれた額は176万円。
未払金の稿料は、1,136万8,078円となります。
それに、未払い対談料2本分(1本3万円)6万円を加えた、計1,142万8,078円を返済していただくことになります。
(未払金の明細は、添付ファイルをご覧ください)

今日中に、お返事をいただけなければ、友人に弁護士を紹介してもらい、法的措置に踏み切ります。

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