柳美里の今日のできごと

福島県南相馬市小高区で、
「フルハウス」「Rain Theatre」を営む
小説家・柳美里の動揺する確信の日々

ひとり息子

2020年07月02日 01時35分00秒 | 日記
わたしが、
息子に自分で作って食べさせたのは、
離乳食と幼稚園のお弁当までで、
生まれてから5年間ですかね。

そのあとは、
仕事が凄まじく忙しかったのと、
精神のバランスを著しく崩したのとで、
家政婦の山崎さんと、ベビーシッター兼息子のフルートの先生の寺田さんと、雪歩さんが作ってくれました。

でも、わたしが缶詰になるたびに、
息子を(幼稚園や学校を休ませて)あちこちの温泉宿に連れて行ったし、
登山もしたし、海外の仕事にも同行させて、各地の美味しいものをいっしょに食べています。


青春五月党の演劇スタッフ(音響)や、フルハウスの仕事も手伝ってもらってるしね。

このまま、息子は昆虫の研究者になるのかな。

実は、わたしは子どもの頃から無類の昆虫好きで、2番目に好きなものが本だったの。

昆虫博士と呼ばれていた子どもの頃は、昆虫の研究者になりたい、と思っていたけど、結局、2番目に好きなものを仕事にすることになった。

だから、20歳の息子が昆虫の研究をしているのは、不思議。

毎日、ごはんを作ってくれるのも、不思議。

出し巻き卵、綺麗に出来てた。
あんまり甘くなくて、美味しかった。





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