柳美里の今日のできごと

福島県南相馬市小高区で、
「フルハウス」「Rain Theatre」を営む
小説家・柳美里の動揺する確信の日々

対談で京都へ

2014年08月22日 18時38分33秒 | 日記

明日から3日間、わたしは京都です。

宗教学者の山折哲雄さん(1931年5月11日生まれ)と対談をするためです。

昨年11月、今年4月につづいて3回目の対談で、11月にもう一回対談を行って、来春、対談集として出版する予定です。

今回は、「イスラエルによるガザ侵攻が激化するなか、宗教的対立、あるいは東アジアにおける民族的対立は、今日の世界的な問題になっています。その対立を超えていく道を、お二人に語り合っていただけたら、と思います」とのことで、非常に難しいテーマです。

 
京都に向かう新幹線の中と、宿泊するホテルで、考えます。
 
大の苦手である荷造りは、夕食前に2時間かけて終わらせました。
 
今日はこれから、9月7月発売『文學界』10月号に掲載される短篇小説「イボタガ」(連作小説「飼う人」vol.1)の再校ゲラに手を入れて、
『イオ』の連載エッセイ(原稿用紙4枚)を書く。
 
書くという仕事は、果てしなくつづいていきますね。
 
土日もないし、夏休みもないし、盆暮れもないし、毎日ただひたすら書くだけの生活です。
 
定年退職もなければ、退職金もない、日雇い労働者みたいな仕事だから、
 
生きているならば、60歳になっても、70歳になっても、80歳になっても、毎日書いていくんでしょうね。
 
書くのが終わるのは、死ぬとき――。
 
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