柳美里の今日のできごと

福島県南相馬市小高区で、
「フルハウス」「Rain Theatre」を営む
小説家・柳美里の動揺する確信の日々

「ふたりとひとり」 15 歳のふたり……

2013年02月14日 22時42分10秒 | 日記
祐美さんの車で原町まで送ってもらい、駅前の学習塾「番場ゼミナール」に行きました。
塾長の番場さち子さんには、以前ご出演いただいたので、番場ゼミナールでの収録は二度目となります。
(番場さち子さんが、まさに真宗移民の末裔です。萱浜のご親戚を津波で亡くされました)

今回の収録、5本目は、番場ゼミナール塾生の原町第二中学校3年生(15歳)の鈴木里菜さんと高野睦美さん。
里菜さんはバスケ部で、睦美さんはバレー部。
ふたりとも高校受験間近ということで、わたし、緊張してうまく話せませんでした。
柳美里の「ふたりとひとり」は収録開始から丸1年、収録は50回を越え、100人以上の方とお話ししていますが、
この回がいちばん緊張した。
できることなら、録り直したいくらいです……
里菜さん、睦美さん、ごめんなさいね。

この回と、次の回は、朝日新聞社南相馬支局の佐々木達也さんが同行取材していました。
収録後の佐々木さんの(里菜さんと睦美さんに対する)質問が、なるほどいい質問だな、と思える内容のものばかりで、
自分の話下手加減に赤面しました。

話は変わりますが、わたし、パーマかけたんですよ。
ほんとうは、キャンディキャンディというか、プードルというか、そんな雰囲気にしたかったんですが、
美容院の鏡が苦手で苦手で、大きな鏡の前に座らされると何も言えなくなっちゃうんですね。
それで、ごにょごにょごにょっと「パーマかけてください、前髪は上げていいです」と小さな声でオーダーしたら、
遠慮されてゆるふわになり……

月影千草か、ムッシュかまやつかっていう……
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