柳美里の今日のできごと

福島県南相馬市小高区で、
「フルハウス」「Rain Theatre」を営む
小説家・柳美里の動揺する確信の日々

『8月の果て』が英国・米国で翻訳出版されます

2023年05月23日 14時04分13秒 | 日記

こんにちは、珍念さんです。
ブログをご覧のみなさん、こんにちは。お久ぶりです。
皆さん、お元気でお過ごしでしょうか?

2004年に刊行した小説『8月の果て』が、
イギリスの出版社 Titeld Axis から6月29日に、アメリカの出版社 Riverhead から8月1日にそれぞれ翻訳出版されます。

翻訳者はどちらも、『Tokyo Ueno Station(JR上野駅公園口)』を翻訳された Morgan Giles(モーガン・ジャイルズ)さんです。

 

イギリス版のカバーは、こんな感じです。

https://www.tiltedaxispress.com/store/the-end-of-august

 

そして、アメリカ版のカバーは、こんな感じ。


https://www.penguinrandomhouse.com/books/715496/the-end-of-august-by-yu-miri-translated-by-morgan-giles/

 

どちらも事前予約が始まっています。
それぞれの公式サイトから注文するか、日本のネット書店などを利用してみてください。
(英国 Tilted Axis は、社の方針で Amazon での販売がありませんのでご注意ください)

 

あと、
1933年創刊のアメリカ書評誌『カーカス・レビューズ』に書評も掲載されています。
興味はあるんだけど英語はちょっと……という方は、Google翻訳DeepL などを使って読んでみてください。
https://www.kirkusreviews.com/book-reviews/miri-yu/the-end-of-august/

 

これを機に『8月の果て』を読んでみようか、と思った方は、新潮文庫(上・下)が入手可能です。
https://www.shinchosha.co.jp/book/122931/

『JR上野駅公園口』とは、うって変わって、大長編の小説です。
読み始めはペースをつかむのに少し時間がかかるかもしれませんが、それこそ「呼吸」が合ってくるとどんどん読み進められると思います。

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