3、4時間眠り、6時起きでバババッと支度をして、タクシーで原町区本町の常福寺に行きました。
ご住職の廣橋敬之(けいし)さんは、ひとつ年下の43歳。
9時からご法事だということで、準備で慌ただしい中、8時からお話をうかがいました。
常福寺の檀家で、津波で全壊した家は75軒。
死者は、50人。
まだ、行方不明者もいる、というお話でした。
2月11日に慰霊碑が建立された萱浜地区では、107世帯あった住宅のほとんどが流され、住民65人が死亡し12人が現在も行方不明のままだと報じられました。
被害者が、真宗(北陸)移民の子孫である割合は高い、と想われます。
2011年3月14日から4月3日までは1日4回火葬しても、どんどん遺体が運び込まれるという状況で、
ご住職は、通常の葬儀はできないので、火葬場に詰めていたそうです。
小さな子どもを亡くされた方もいた……
どんな死に方をしても関係ない、命尽きると同時に浄土へ行く、苦しみ悲しんでいるのはあなたであって、亡くなったご家族ではないと話しても、
「うちの子は、ほんとうにご浄土に行ったんでしょうか……」と嘆き悲しみ、墓地に小さな地蔵を建立されるご門徒もいらっしゃるそうです。
ご住職は「真宗では、地蔵は関係ないんですけれどね、お世話にならないから……」と仰りましたが、遺族心情も解るので、黙っていたそうです。
ご住職の廣橋敬之(けいし)さんは、ひとつ年下の43歳。
9時からご法事だということで、準備で慌ただしい中、8時からお話をうかがいました。
常福寺の檀家で、津波で全壊した家は75軒。
死者は、50人。
まだ、行方不明者もいる、というお話でした。
2月11日に慰霊碑が建立された萱浜地区では、107世帯あった住宅のほとんどが流され、住民65人が死亡し12人が現在も行方不明のままだと報じられました。
被害者が、真宗(北陸)移民の子孫である割合は高い、と想われます。
2011年3月14日から4月3日までは1日4回火葬しても、どんどん遺体が運び込まれるという状況で、
ご住職は、通常の葬儀はできないので、火葬場に詰めていたそうです。
小さな子どもを亡くされた方もいた……
どんな死に方をしても関係ない、命尽きると同時に浄土へ行く、苦しみ悲しんでいるのはあなたであって、亡くなったご家族ではないと話しても、
「うちの子は、ほんとうにご浄土に行ったんでしょうか……」と嘆き悲しみ、墓地に小さな地蔵を建立されるご門徒もいらっしゃるそうです。
ご住職は「真宗では、地蔵は関係ないんですけれどね、お世話にならないから……」と仰りましたが、遺族心情も解るので、黙っていたそうです。