柳美里の今日のできごと

福島県南相馬市小高区で、
「フルハウス」「Rain Theatre」を営む
小説家・柳美里の動揺する確信の日々

珍念さんが投稿する「最近の柳美里のできごと」

2016年06月13日 13時42分45秒 | 日記
みなさん、こんにちは。珍念です。
柳美里さんが連日忙しく、ブログを更新できないでいます。
ブログだけを読んでくださっている方も、大勢いらっしゃいます。
ありがとうございます。

そこで、最近の柳美里のできごと、をお知らせします。

早速ですが、今週末、6月17日頃に新しい小説が発売となります。
タイトルは『ねこのおうち』です。

「ひかり公園で産み落とされた6匹のねこたち
 ねこと、その家族が奏でる命の物語」

と、本の帯に書いてくださいました。
また、中川翔子さん(しょこたん)が、帯に推薦文を書いてくださっています。

本のカバーは、鈴木成一デザイン室と、千海博美さんが素敵なねこを描いてくださいました。

お近くの本屋さんでお買い求めになる方は、事前に、入荷するかどうか、しない場合は予約をしたり、問い合わせてみてください。
『ねこのおうち』のカバー、そして本文に挟み込まれた扉絵も見どころです。



そして、今日13日からは、南相馬から上京して、
新聞や雑誌のインタビューを受け、サイン本をつくり、書店さんが飾ってくださる手書きPOPを作成します。

どこにサイン本があるか、どこにPOPを配ったか、もお知らせします。お近くの方は、ぜひ本屋さんまで足を運んでみてください。



「Mofoo(モフー:ネコと飼い主の生活を快適にするお洒落ねこマガジン)」では、『ねこのおうち』サイン本のプレゼント募集をしています。
プレゼント応募締切りは、6月21日(月)23:59までとなっています。詳しくは下記ホームページをご確認ください。

http://mofoo.jp/nekonoouchi/



現在、月に4本のエッセイを連載しています。
とても忙しそうです。

その合間をぬって、小説も書いています。

今月発売された『文學界 7月号』には、連作小説『飼う人』の第3弾「イエアメガエル(前篇)」が掲載されています。
第1弾では「イボタガ」を、第2弾では「ウーパールーパー」を書きました。

後篇が次号に掲載できるように、いま、一生懸命に執筆をしているところです。



少し今後の予定もお知らせします。

来月7月8日、東京都渋谷でトークイベントを行います。
劇作家、小説家、映画監督で劇団「五反田団」を主宰されている前田司郎さん。
新潮社出版部長で、柳美里さんの小説『石に泳ぐ魚』を担当してくれた編集者の中瀬ゆかりさん。
そして柳美里さんの三人で、トークをして、新刊サイン会を行います。

http://www.loft-prj.co.jp/schedule/loft9/46377



7月22日には、東北学院大学で行われている「地域共生推進機構連続講座」の第2回目を担当して、講演会を行います。
応募については、今年度の全10回を申し込む他に、ひとつだけの回に申し込むこともできるそうです。
こちらも詳しくは下記ホームページをご覧ください。

http://homepage2.nifty.com/araemishi/



8月には、柳美里さんが住む南相馬市内で、イベント(トークやサイン会)ができればと企画しているところです。
詳細が決まり次第、お知らせいたします。



長いお知らせとなってしまいました。
これから雑誌や新聞や、福島中央テレビなどで、『ねこのおうち』についてご覧になる機会もあると思います。

前作『JR上野駅公園口』から2年ぶりとなる小説で、とても読みやすい物語になりました。一人でも多くの方に、読んでもらえれば、うれしいです。

今日はずいぶんと雨が降るなと思ったら、北陸地方と東北地方が梅雨入りをして、北海道を除き全国で梅雨入りしたそうです。
じめじめした日がつづきます、体調をくずさないように、みなさんご自愛くださいませ。

珍念さんよりお知らせでした。
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