昨日のカールじいさん

ピクサーは全部観てるけど、断トツで一番。
妻に先立たれたカールじいさんが、再開発のために住み慣れた家を立ち退かなければならなくなり、
家に数え切れないほどの風船をくくりつけて、地上（現実）から家ごと逃げ出し、おばあさんと、いつか行こう、と約束していた場所を目指して旅立つ、
というファンタジーなんですが、家がメリメリと音を立てて地上から剥がれた瞬間から、
涙が止まりませんでした。
珍念さんは、
おじいさんとおばあさんが出逢い別れるまでの時間の流れを、走馬灯のように映像化している最初の１０分間が、
悲しくてやり切れなかったそうです。

あと、カールじいさんといっしょに旅をする８歳の男の子が、顔といい体格といい性格といい、あまりにもランヤ本部長そっくりで、笑えました。
ひそかにモデルにされたんじゃなかろうか……ってほど、激似！

いままで、ピクサーや、ディズニーや、アニメ映画を敬遠していたひとにも、オススメです。