柳美里の今日のできごと

福島県南相馬市小高区で、
「フルハウス」「Rain Theatre」を営む
小説家・柳美里の動揺する確信の日々

ランヤ本部長終業式

2010年12月24日 12時38分58秒 | 日記
息子の担任B先生が、終業式3日前に糖尿病と心労で辞職された。
1学期には、痴漢の現行犯逮捕で担任A先生が辞職……
う~ん3学期はう~ん、どうなることやら、う~ん……

という緊急事態なので、雑巾と紙袋を持ってチャリで小学校に向かうと、
他の生徒が両手に大荷物で下校しているなか、
(案の定!)手ぶらで歩いてくるランヤ本部長……

「いっしょに教室戻って片付けよう。上履きとか体育館履とかお道具箱とか持って帰ってこよう!」

と、Uターンするよう促すと、
息子の同級生や上級生たちに、

「おッ!あのひとけっこう有名人!」

「『命』って小説でベストセラー出して、芥川賞とかって賞とったんだよ!」

「裸の表紙の本もあるけど、ねぇ、どうして裸になったの?」

などと囃し立てられ、親子で棒立ち、そして赤面……
「いいよッ!ママはこないでッ!」

と、うっすら涙を浮かべて睨みつけてくるので、
珍念さんに清掃と諸々持ち帰りを頼んで、わたしは喫茶店で待機……

珍念さんいわく、他の生徒の机とロッカーは空っぽだったのに、うちの子のだけぐちゃぐちゃに詰め込んであった、ということです、毎度のことですが……

いま、昼ごはん中。
食べ終わったら、息子だけ横須賀線で東京に向かいます。

10歳にして単独行動大好きなランヤ本部長……

フーテンのタケ……

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