昨日のブログで追加撮影行程で色々な買物をして、特に佃・月島界隈で買った焼き豚とローストビーフが絶品だった事を書きました。今日もその続きを書いてしまいます。それは向島界隈の「長命寺の桜もち」です。その由来は「創業者・山本新六が享保二年に土手の桜の葉を樽の中に塩漬けにして試みに桜もちというものを考案し、向島の名跡・長命寺の門前にて売り始めました。 その頃より桜の名所でありました隅田堤(墨堤通り)は花見時には多くの人々が集い桜もちが大いに喜ばれました。 これが江戸に於ける桜もちの始まりでございます。」とホームページにも紹介されているようにかなり歴史在る桜もちなのです。以前、長命寺山門周辺でこの桜もち売り場を探したのですが中々見つからず後日調べたところ、お店は長命寺の裏、墨堤通りに面している場所に在った事がわかり再訪して購入したことがありました。この桜もちの何が凄いかというとお餅をくるむ塩漬けされた櫻の葉の枚数で、ひとつのもちに対して4葉もあるのです。3枚目の写真の通り箱を開けると「全部櫻の葉」と思うくらいです。説明書には桜の葉は香りつけのためで食べない方が・・・・と書いてありますが、4葉から2葉ほど引き剥がして、一緒に食べると絶妙な食感と桜葉の香りがして癖になるほどの美味さなのです。因みにこの「長命寺の桜もち」からほんの数十メートルの場所に、やはり有名な「言問団子」がありますが、こちらのお店も江戸創業の老舗です。今回は購入しませんでしたが次回は購入・・・・と思うのでした(太る訳だ)。あっ、それからついでに人形町界隈の「鳥近」も紹介しておきますね。ここの玉子焼き、地鶏、焼き鳥も最高ですよ。
長命寺桜もち
東京都墨田区向島5丁目1-14
03-3622-3266
言問団子
東京都墨田区 向島5丁目5-2
03-3622-0081
鳥近
東京都中央区日本橋人形町1丁目18-6
03-3666-3600