クラシック好きです

交通事故でC3.C4の四肢麻痺になって
障害者施設から在宅生活に戻れた日々の出来事

脊椎損傷患者の身体1

2011-07-18 08:41:51 | ふと感じること
2006年7月に交通事故でC3・C4損傷の四肢麻痺になっていらい
回復のためにリハビリを続け5年の間にも随分進歩してきました

■事故後2ヶ月後集中治療室から一般病棟に移動するまでは

集中治療室のころは枕をしていたのでしょうか?
人工呼吸器を首から入れていてすぐにタンが絡む状態でした
首から上が動くとはいっても目が動くだけで頭自体は動かせなかったとおもいます
ベッドの左右に時計を置いてもらっていたのを覚えています

看護師が決まった時間に対抗してくれたのでしょうが
ジョクソウだらけの身体になった事実から
対向は少なかったのだとおもいます

自力で首を動かすこともできなかったわたしがいました


■一般病棟個室に入った頃

人工呼吸器はつけたままで
なおかつジョクソウが多いので
左右に倒れた寝かたしか出来ませんでした
なおかつベッドは多少ギャッチぎみにした中途半端な姿勢でしかおれない状態でした

食事も
まだギャッチアップで起き上がれないわたしなので
ギャッチ30度程度の斜めで横になったままスプーンで口に流し込んで
もらっていたことを思い出します

そんな頃に
「子供じゃあるまいしちゃんと食べなさい」
発言されました

この頃のジョクソウは拳が丸まる入るほどでかいけど
感覚がまったくなくて皮膚科の先生がボソボソかたっているのを聞くのみ

■ベッドのギャッチアップが60度近くあげられるようになった頃

ようやく食事もお粥から普通のお米になり
小鳥に餌を与えるように口に食べ物を突っ込まれるようになります

この頃までは
身体はありません
そこに足があると思うところに足はなく
腕があると思うところに腕はなく
頭はバスタオル三枚で枕を作り
その枕に頭をおかれたらそのままで視野もそのまま
怪我する前の体重から一気に30キロほど減ったようです

首から下はボロ雑巾のようなイメージで
燃えるように熱いかと思ったり
中に浮いて風に吹かれているかと思ったら
炎に包まれていたり

そんなイメージなのですが
この頃は首から上のジョクソウと
人工呼吸器の具合と
タンに悩まされていました

身体は
変な形にコウシュクしないように
nekoさんが細心の注意を払ってくれました
看護師に任せておくと
わたしの身体は壊れた人形のごとく
両足両手が在らぬ向きを向いて放置されていることが多々

施設でコウシュクしている方を沢山見かけますが
もう少し気を付ければああはならなかったのではと思えたりします



yozame
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