ギレリス&ヨッフム / ブラームス:ピアノ協奏曲第1番、第2番
ブラームスのピアノ協奏曲は、先日聴いたアルトゥール・ルービンシュタインが印象に残ったのでこのエミール・ギレリスのを聴いてみたがアルトゥール・ルービンシュタインの演奏の方が私には合ってるようだ!
このギレリスとヨッフム指揮ベルリン・フィルによる演奏で、パワフルなピアノと、オーケストラの壮大な演奏が、図抜けた存在感を示していたものでした。1972年にベルリンのイエス・キリスト教会で録音されたこれらの協奏曲は、この教会での録音ならではの野太い音質も功を奏し、きわめて重厚なサウンドがリスニング・ルームを埋め尽くしてくれます。
このCDの場合2つの協奏曲よりop116の小品集の方が気持ちが持っていかれるようです!
op116自体それほど好きでもないが本当にいい感じで気持ちを持っていかれます。
ブラームス晩年のピアノ曲で、こちらではギレリスがしっとりした演奏を聴かせています。
ブラームス:
・ピアノ協奏曲第1番ニ短調 op.15
・ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 op.83
・幻想曲集 op.116
エミール・ギレリス(p)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
オイゲン・ヨッフム(指揮)
柿島 秀吉