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タチアナ・ニコラーエワ アナトーリ・リャードフ&ニコライ・メトネル

2020-01-16 15:07:26 | クラシック音楽


タチアナ・ニコラーエワ

[CD26]

リャードフ:ポーランドの主題による変奏曲, Op.51
リャードフ:舟歌, Op.44
録音:1991年5月10-11日/ブルーメンシュタイン教会,スイス

メトネル:ピアノ協奏曲第1番ハ短調, Op.33
ロシア国立交響楽団
エフゲニー・スヴェトラーノフ
録音:1980年

アナトーリ・リャードフはサンクトペテルブルクに生まれムソルグスキーから高い評価を受けたりロシア5人組と関係したりしたがかなりの怠け者だったらしい?門下にセルゲイ・プロコフィエフがいたりとかロシアならではの環境にいたそうだ。

ニコライ・メトネル1880〜1951年モスクワ音楽院でピアノ専攻し卒業後作曲も始め友達にラフマニノフがいたりとか!

全く知らない初めての作曲家の曲を初めて聴いて惹きつけられるのは演奏が良くないとあり得ません。曲も完成してないと魅力は発見されないことでしょう!

アナトーリ・リャードフの変奏曲に関してはタチアナ・ニコラーエワの魔法のような音色が見事に広がる空間を表現してくれ楽しませてくれます。

ニコライ・メトネルのピアノコンチェルトは1980年録音の割に音はいまいちですが初めて聴く曲でここまで心が引かれたのは高校3年の時学校にあったセルゲイ・プロコフィエフコフィのピアノコンチェルト第3番をヴァン・クライバーンが弾いてるのを聴いて以来です。

私が高校時代の当時コンチェルトと言えばメンデルスゾーンとグリークにシューマンとチャイコフスキーそれにショパンのとベートーヴェンとブラームスぐらいで目一杯ウォルフガング・アマデウス・モーツァルトのはベームとマウリツィオ・ポリーニーが1枚だけラフマニノフは大学に入ってからだしアレクサンドル・スクリャービンなんかはコンチェルトではありませんがその素晴らしさはウラディミール・ホロヴィッツを追い掛けたら辿りつく作曲家であるが如くニコライ・メトネルのこのコンチェルトはタチアナ・ニコラーエワのボックスを購入してなかったらたどり着かなかった作曲家かもしれません。

初めて聴く曲ですがもっといろいろな演奏が聴きたくなる曲です
タチアナ・ニコラーエワ知ってるピアニストで10本の指に入れるでしょう!
かなりお勧めなピアニストですね!

柿島 秀吉
コメント (2)
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