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クラシック好きです

交通事故でC3.C4の四肢麻痺になって
障害者施設から在宅生活に戻れた日々の出来事

レオニード・コーガン アンコール集

2019-10-01 14:41:59 | クラシック音楽



【CD3】

1) ナルディーニ:アダージョ・カンタービレ,
2) ショスタコーヴィチ(ツィガーノフ編):4つのプレリュード,
3) メンデルスゾーン(クライスラー編):無言歌 ト長調Op.62-1「五月のそよ風」,
4) クライスラー:ウィーン奇想曲,
5) ハチャトゥリアン:アイシェの踊り(ガイーヌ),
6) ヴュータン:ロンディーノOp.32-2,
7) ドビュッシー(ローレンス編):月の光,
8) プロコフィエフ(ハイフェッツ編):仮面劇(ロメオとジュリエット),
9) ブロッホ:ニーグン,
10) ブラームス:ハンガリー舞曲第1番,
11) グラズノフ:「ライモンダ」より間奏曲,
12) サラサーテ:バスク奇想曲 Op.24

レオニード・コーガン(ヴァイオリン)
アンドレイ・ミトニク(ピアノ)

[録音]1958年2月, ニューヨーク、アカデミー・オブ・アーツ・アンド・レターズ
[原盤]LM-2250 (ステレオ録音だったが初版LPはモノラル盤のみ発売) ※

1924〜1982年ウクライナ

ウィキペディアより

コーガンは、大器晩成型のオイストラフとは対照的に、「魔神と契約した天才」と称される程の早熟の天才であった。公式デビューは1941年、モスクワ音楽院大ホールにおいて、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団との共演によりブラームスのヴァイオリン協奏曲を演奏した。同時期にソ連全土で演奏旅行を行う。学生時代にプラハ世界青年音楽祭で、J・シトコヴェツキー、I・ベズロードニーと共に優勝。また、コーガンはN・パガニーニの全作品演奏に挑み、モスクワで入手可能な作品の全演奏を達成した。奇想曲全24曲を一夜で演奏した演奏会は歴史的な演奏会として伝説となった。1951年には、ブリュッセルのエリザベート王妃国際音楽コンクールにおいて、パガニーニの≪協奏曲 第1番≫で驚異的な演奏を披露、エミール・ソーレ作のカデンツァの解釈にも卓越したところを審査委員長ジャック・ティボーに示し優勝した。また、イザイ・メダルも受賞した。1955年には世界的な楽旅に出発、パリとロンドンに赴き、翌年には南米とアメリカ合衆国にも訪問した。

まだまだ詳しく知らないレオニード・コーガンですが選曲が好きですね。
無駄な力など入ってませんしヴァイオリンのきつめの音は一切なく必要な音量で必要なフレーズを語りかける。

楽器はグァルネリ!

ピアノ演奏で好き嫌いは音色の種類をどれだけ持っているかによることも多いがヴァイオリニストは持ち楽器によってほぼ音色が決まるであろうが選んだ演奏者の責任として聴いたとしても幻想者の好き嫌いはピアノ奏者を選ぶより選択の仕方が多いように思える。

レオニード・コーガン

素敵なヴァイオリニストです。

柿島秀吉

ナタン・ミルシテイン チャイコフスキー メンデルスゾーンコンチェルト

2019-09-25 19:29:17 | クラシック音楽



ナタン・ミルシテイン

《CD 1》
1) チャイコフスキー:協奏曲ニ長調Op.35、
2) メンデルスゾーン:協奏曲ホ短調Op.64
【演奏】
クラウディオ・アバド(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】
1972年(1)、1973年(2)、ウィーン

ナタン・ミルシテインをどこで見かけたのか忘れたが
多分ヴァイオリニスト レジェンドのDVDだったであろうか?
貴族のような風貌で動きの少ない演奏法で心に語りかける演奏を見かけ、検索かけて購入した5枚組CDの一枚目!

ウィーンフィルってなんと綺麗な音色を奏でるのであろうか!
アッバード指揮で流れるようなナタン・ミルシテインの演奏を良く引き立ててくれます。
インテンポの中で我慢したり貯めたりする解釈ではなくアッチェレランドするところはそれなりにメロディーにあったテンポでごく自然に演奏するのでオヤ?って感じるところもなく自然に聞こえてきます。
強く訴えるところはごく自然に強く訴えてるので本当に自然に聞こえてきます。

私のような庶民をナタン・ミルシテインという貴族がそこにいるだけで引き込まれてしまっている感じでしょうか?
アルテュール・グリュミオーやオイストラフよりハイフェッツに近い感じだと思います。

素敵な演奏者に出会えました!
ナタン・ミルシテイン

柿島秀吉

エミール・ギレリス ベートーヴェン ピアノソナタ全集

2019-09-21 09:01:27 | クラシック音楽


エミール・ギレリス ベートーヴェン ピアノソナタ全集


Disc1
● ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第2番イ長調 Op.2-2、第3番ハ長調 Op.2-3、選帝候ソナタ WoO.47より第1&2番
録音:1981~1985年

Disc2
● ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調 Op.7、第8番ハ短調 Op.13『悲愴』、第10番ト長調 Op.14-2
録音:1980~1985年

Disc3
● ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第5番ハ短調 Op.10-1、第6番ヘ長調 Op.10-2、第7番ニ長調 Op.10-3
録音:1973~1985年

Disc4
● ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第11番変ロ長調 Op.22、第12番変イ長調 Op.26、エロイカ変奏曲 Op.35
録音:1975~1985年

Disc5
● ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第13番変ホ長調 Op.27-1、第14番嬰ハ短調 Op.27-2『月光』、第15番ニ長調 Op.28『田園』
録音:1980~1982年

1916年〜1985年
先にソビエトから東欧へ演奏旅行に出かけたエミール・ギレリスは評判が良かったもののソビエトにはスビャトスラフ・リヒテルがいると言ったことでついついスビャトスラフ・リヒテルに目が行きがちではあるがエミール・ギレリスのベートーヴェンピアノソナタを聴くとどの曲も名曲に聞こえるのが楽しい!

初期の作品ですが2番でも3番でも立派な大曲に聴こえてきます。
全体にゆったりした解釈でテンポも良く動くし古典ですがよく歌っているので聴いていても飽きません!

優しいところは優しく弾くがいざフォルテッシモになると初期の作品ですが楽器がなりきったベートーヴェンのフォルテの音が響きます。

まだ前半ですがベートーヴェンピアノソナタ全集としてかなりお勧めかもしれません?
全曲通して聴くのはそれほど楽ではありませんが脂の乗り切った頃での演奏後半も楽しみですね!

Disc6
● ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第16番ト長調 Op.31-1、第17番ニ短調 Op.31-2『テンペスト』、第18番変ホ長調 Op.31-3
録音:1975~1981年

Disc7
● ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第19番ト短調 Op.49-1、第20番ト長調 Op.49-2、第21番ハ長調 Op.53『ワルトシュタイン』、第23番ヘ短調 Op.57『熱情』、第25盤ト長調 Op.79
録音:1972~1984年

Disc8
● ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第26番変ホ長調 Op.81a『告別』、第27番ホ短調 Op.90、第30番ホ長調 Op.109、第31番変イ長調 Op.110
録音:1974~1985年

Disc9
● ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第28番イ長調 Op.101、第29番変ロ長調 Op.106『ハンマークラヴィーア』
録音:1972年、1982年

ベートーヴェンピアノソナタ全集を通して聴くのはそれほど楽ではありません。
それを他の演奏家と聴き比べるなんてのは無謀な作業のように思います。
今まで全集かどうか定かではありませんが、バックハウス アルトゥール・シュナーベル ダニエル・バレンボイム クラウディオ・アラウ ウィリヘルム・ケンプ スビャトスラフ・リヒテル フリードリッヒ・グルダあたりは聴いてますがやはり全集となると記憶が怪しくなります。

その点エミール・ギレリスのベートーヴェンは時折自分が思ったテンポよりゆったりとるときがありますが許容範囲であり有名どころの曲はテンペスト以外ブラボー!とスタンドアップしたいくらいであり録音も年代がねんだいですからキズ一つなく目の前でエミール・ギレリスが演奏してるように聞こえてきます!

これまで私が聴いたベートーヴェンのソナタ全集の中では1番お勧めです。

スビャトスラフ・リヒテルばかり目がいってましたが
ギレリスはそんじょそこらのピアニストと一緒にしてはいけない微妙にロマンチックなピアニストだと思います。
ベートーヴェンの曲なのによく歌っています!

ええわ〜!

柿島秀吉


アルテュール・グリュミオー ヴァイオリン名曲集

2019-08-29 18:02:41 | クラシック音楽


ヴァイオリン名曲集

アルテュール・グリュミオー
イシュトヴァーン・ハイデュ
録音1962年1972年1973年


1. シチリア舞曲
2. セレナード 第7番 K.250 ≪ハフナー≫ から ロンド
3. メロディ (精霊の踊り)
4. スペイン舞曲 第5番 作品37-5 ≪アンダルーサ≫
5. 美しきロスマリン
6. 愛の悲しみ
7. 愛の喜び
8. ヴァイオリン・ソナタ 作品1-7から アレグロ
9. ≪調和の幻想≫ 作品3-11 RV.565から シチリアーノ
10. ヴァイオリン・ソナタ 作品9-3から タンブーラン
11. メヌエット ト長調 WoO.10-2
12. アヴェ・マリアD839
13. ユモレスク 変ト長調 作品101-7
14. タイスの瞑想曲
15. 感傷的なワルツ 作品51-6
16. ヴァイオリン・ソナタ 作品2-6から ラルゴ
17. ベートーヴェンの主題によるロンディーノ
18. マルティーニのスタイルによるアンダンティーノ
19. 気まぐれな女 作品17
20. 夢のあとに
21. タンゴ 作品165-2
22. 悲しいワルツ
23. エストレリータ
24. 夜想曲 作品51-3

ディスク:2
1. アンダンティーノ
2. セレナード D957-4
3. デイヴェルティメント 第17番から メヌエット
4. トロイメライ 作品15-7
5. ソナチネ 作品100から ラルゲット
6. アヴェ・マリア
7. ソナタ 作品3-6
8. わが母の教え給いし歌 作品55-4
9. モスクワの思い出 作品6
10. ハバネラ形式の小品
11. ツィゴイネルワイゼン 作品20
12. アレグロ
13. ゆりかご 作品23-1
14. ツィガーヌ
15. 組曲 ≪バール・シェム≫ から <ニーグン>
16. アダージョ

音はいい感じでこの曲
目の前で演奏されてる感じ
難しい音楽聴くのに疲れたら最高の選曲

アルテュール・グリュミオーは最高

柿島 秀吉

ヨゼフ・スーク ズザナ・ルーチジコヴァー ヘンデル

2019-08-11 11:46:35 | クラシック音楽
ヨゼフ・スーク
ズザナ・ルーチジコヴァー

フリードリヒ・ヘンデル ヴァイオリンソナタ集
2種類の録音

録音
1975年6月30日



ゆったりと堂々とした解釈であるが楽器同士がぶつかり合って綺麗ではない。
演奏の強弱なんて楽譜に書いてあったのか?それらしく強弱を表現しているが如何なものでしょう?

1986年2月14日



上記の演奏との違いは鍵盤楽器の音がヴァイオリンをそれほど邪魔していないことが一番で強弱もそれほどはっきり表現していないところが自然に感じられると思う。
断然2回目の録音であるこっちの方が聞きやすい演奏であります。

作品としてはこっちの方が断然聴きやすい。

柿島 秀吉