コンピュータ用語学び塾

外国語の基本は英単語、パソコンやインターネットも“コンピュータ用語”が大事ですね。初心者向けに分かりやすく紹介します。

パソコンの年末大掃除:外側の掃除、データの掃除(不要データ削除など)

2008-11-23 12:47:46 | パソコンを楽しむ用語
パソコンも長く使っていると、キーボード、画面、マウスが汚れるものです。しかし、会社でみていると、以外にパソコンの汚れに無関心な人が多いように思います。

なお、パソコンや周辺機器(プリンター、デジカメなど)の汚れやごみの掃除以外に、もう一つ大事な掃除があります、それは、「パソコンの中身(ハードディス)の掃除」です。不要なデータの削除やハードディスクのエラーチェックなどが必要です。

いろんなソフトを使う中で、処理途中のデータなどが意外にパソコンに中にたまります。子どものパソコンの不要なデータを探したら、なんと1.5GBもありました。これを削除するだけで、フリーエリアが1.5GBも増えたことになります。意外に多いのに改めて驚きました。

一年中活躍したパソコンに感謝しつつ、年末のパソコン大掃除をするのは大事ですね。以下に、「パソコンの外側の掃除(汚れやごみの掃除)」、「パソコンの中身の掃除」の2つに分けて紹介します。

なお、「パソコンの中身の掃除」では、不要データ削除、エラーチェック、最適化(デフラグ)の方法を紹介します。また、役に立つフリーソフトも紹介します。



■ パソコンの外側の掃除(汚れやごみの掃除)


CNET Japanの記事によると、20代から40代を中心とするネットユーザーの男女417名の回答によると、キーボードやモニタなどパソコン周りの掃除を実施したのは29.3%。男女別では、男性が31.5%、女性が26.5%、また年代別では20代が35.7%、30代は31.0%、40代は27.7%と、若い年代ほど実施率が高かったそうです。

 パソコンの年末大掃除、3割が実施:マーケティング - CNET Japan
 http://japan.cnet.com/marketing/story/0,3800080523,20383894,00.htm


  ◆ パソコンの外側掃除の大前提 ◆

  パソコンやプリンタの掃除は、電源を切り、コンセントを抜いてから
  行いましょう!

パソコンの汚れを掃除する場合は、何かの操作のはずみでパソコンが動作したらまずいので、必ず電源を切り、コンセントを抜いてから実施下さい。

asahi.com(朝日新聞社)の記事に、「ディスプレーとキーボードは週に1~2回は掃除しましょう」となっています。私も気をつけなければなりません。

 パソコンの大掃除 - てくの生活入門 - デジタル:asahi.com(朝日新聞社)
 http://www.asahi.com/digital/techno/TKY200808240078.html

パソコンに掃除については以下に分かりやすく紹介されています。参考にして下さい。

 パソコンの掃除をしよう
 http://www.yoshikawa.co.jp/ybs/skilup/ybs2111.htm

なお、CDやDVDのレンズクリーナーを使った、CDやDVDの掃除も大事ですね。これを定期的にしないと、CDやDVDが動かなくなることもあるので要注意です。

日経トレンディネットの記事によると、レンズクリーナーの「乾式」と「湿式」の違いは、家庭内の掃除に例えると、「乾式は、ほうきを使う掃き掃除」、「湿式は、ぞうきんなどを使う拭き掃除」と同じで、掃き掃除と拭き掃除と同様に、乾式と湿式の両方を使うと、その効果は高まるそうです。

 CDやDVDのレンズクリーナーの「乾式」と「湿式」の違いは?:日経トレンディネット
 http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/qa/parts/20050902/113333/



■ パソコンの中身の掃除(不要データ削除、エラーチェック、最適化(デフラグ))


パソコンの中身の掃除といったら、データ・ソフトを保管しているハードディスクの掃除ですね。これには、3つの掃除があります。

 (1) 不要データの削除・・・通常の掃除でいうと"ゴミの処分"
 (2) ディスクのエラーチェック・・・通常の掃除でいうと"部屋の傷み具合の確認"
 (3) ディスクの最適化(デフラグ)・・・通常の掃除でいうと"荷物の整理"


  ◆ パソコンの中身の掃除の大前提 ◆

  いずれも特別な作業です、事前に操作方法を十分確認しましょう。
  また、時間がかかるので、時間があるときに慌てずやりましょう!


(1)の不要データの削除ですが、パソコンを使っていると作業の途中状態を保存した一時ファイル(テンポラリファイル:Temporary file)が増えていきます。これらは、一時的に保存されたデータですので削除しても問題ありません。方法は下記を参考にしてください。

 不要なファイルをまとめてお掃除「ディスク クリーンアップ」 : @nifty通信Web :
 http://support.nifty.com/tsushin/cs/column/detail/080828262246/1.htm


(2)のディスクのエラーチェックは、ハードディスクが正常かどうかを診断するものです。一般的には「スキャンディスク」と呼ばれています。診断し、もし不良の場所があったら、その場所を"使用不可"にして、トラブルが生じないようにします。ディスクのエラーチェックは、少なくとも月一回は実施するようにしましょう。

 ディスクのエラーをチェックする方法 Q&A事例 : 富士通
 http://www.fmworld.net/cs/azbyclub/qanavi/jsp/qacontents.jsp?PID=9904-6643


(3)のディスクの最適化(デフラグ)は、荷物の整理と同じで、バラバラにあるものを一箇所に集めると同じように、ハードディスクに入っているデータやソフトの保管場所を整理します。

実は、データやソフトはハードディスクの中に連続的に保管されているわけではなく、空きエリアを探しながら、断片的にバラバラの場所に保管されています。

その為、パソコンを長く使っていると、多くのデータ・ソフトがバラバラに配置され、パソコンの速度が低下します。ディスクの最適化(デフラグ)をすると、バラバラに保管されたものを連続的な場所に保管します。

なお、時間がかかりますので注意下さい。パソコンの中身によって違いますが約2時間以上はかかります。

ハードディスクの中身を移動するので、この作業は慎重にすることが必要です。事前準備等、下記を参考に慎重に実施下さい。くれぐれも焦って実施しないようにしてください。

 知ってる?デフラグの力 - Windowsにおけるデフラグ方法
 http://tte-navi.info/defrag/info_win.html



■ パソコンの中身の掃除:便利なソフト紹介


以下に便利で定評のあるソフトを紹介しますが、パソコン初心者には少々難しいかもしれません。十分確認の上、使用下さい。

■フリーソフト「CCleaner」 :一時ファイルなどを一括削除

不要なファイルは、Windows OSの[アクセサリ]-[システム ツール]-[ディスククリーンアップ]ツールで削除することもできますが、IEのキャッシュやアプリケーションの履歴情報ファイルなどは、個別に削除しなければなりません。

実は、こうした不要なファイルを一括で削除可能なツールで便利なのが、フリー・ソフト「CCleaner」です。海外ソフトですが、メニューなどが日本語化されています。

 CCleanerの使い方・詳細 - フリーソフト100
 http://freesoft-100.com/pasokon/ccleaner.html

 ダウンロード CCleanerソフト :Cow&Scorpion | 海外/国内のフリーソフト
 http://cowscorpion.com/Cleaner/ccleaner.html


■フリーソフト「すっきり!! デフラグ」 :ディスクの最適化(デフラグ)

「 すっきり!! デフラグ 」は、Windowsが立ち上がった直後、スタートアップが立ち上がる前の状態でデフラグを行える機能を搭載している為、時間の掛かるデフラグの時間を短縮する機能があります。

デフラグ終了時に自動でパソコンの電源を切る、デフラグ終了と同時に自動でウイルス検索を実行させる機能など、便利な機能があります。

(注)ソフトを実行時には、基本的にパソコンを再起動しますので、その前に全てのソフトを終了させて下さい

  すっきり!! デフラグの使い方・詳細 - フリーソフト100
  http://freesoft-100.com/pasokon/sukkirideflag.html

  ダウンロード:窓の杜 - すっきり!! デフラグ
  http://www.forest.impress.co.jp/lib/sys/hardcust/defrag/sukkiridfrg.html



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