コンピュータ用語学び塾

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RSSは"インターネット最新情報"を集める最強のツール

2008-11-16 20:19:03 | インターネットを楽しむ用語
多くのホームページやブログの最新情報を見つけるのは面倒ですね。いちいちホームページ・ブログを見にいく必要があるので、数が少ないうちによいですが、多くなると大変です。

実は、これを解消するのが「RSS」という技術で、複数のホームページ・ブログの最新情報を一度に知ることができます。

最近、いろんなホームページに「RSS」とか「XML」だとか「RDF」というアイコンがありますが、そこに、ホームページの最新情報(概要)が詰め込まれていますが、特殊なデータ形式なため、専用のソフト「RSSリーダー」が必要です。

RSSリーダーが、複数のホームページ・ブログで提供されているRSSの内容を読むことで、最新情報を一度にチェックすることができます。(注)概要は、図を参照下さい。

これまでは、複数のニュースサイトの最新情報をチェックしよ うとした場合、ひとつひとつのホームページにアクセスし、新しい記事を探していました。これに対してRSSリーダーの場合は、[更新]ボタンをクリックするだけで、登録されている全部のホームページの最新記事を集め、一度にみることができます。

RSSを使うと、複数のホームページの最新情報を一度にチェックでき、詳しい内容を知りたい場合は、RSSに記載されている情報から、ホームページにアクセスして詳細を確認できます。

ニュースサイトやブログサービスなどの多くで、RSSを使った最新情報の提供が盛んになっており、RSSは、ホームページ・ブログの更新情報を提供するには欠かせない存在になっています。

(注)RSSは、特殊なデータ(ファイル)になっています。ホームページのデータは、通常、データ(の拡張子)が"html"、"htm"ですが、RSSの場合は、"rdf"、"rss"、"xml"です。

■RSSとは

RSSは、ウェブサイトの記事の見出しや概要を配信する技術で、「Rich Site Summary」「Really Simple Syndication」「RDF Site Summary」(注:RDF、Resource Description Framework)などの言葉を省略して、「RSS」とよばれています。

RSSは、ホームページの要約を配布するための特別なフォーマット(XMLフォーマット)になっており、その中に、ホームページのタイトル、アドレス、見出し、要約、更新時刻などが記述されています。

(注)「RSS」は、ブラウザで有名なNetscapeが自社ポータルで記事の見出しを配信するために開発、1999年3月に公開したものです。

■RSSを読むために必要なRSSリーダー

各ホームページが提供している最新情報が蓄えられたRSS専用のURLを、RSSリーダーに登録することで、RSSの記事をみることができます。

RSSリーダーには、大きくは以下のタイプがありますが、検索エンジン(Google、goo、Yahoo!)などが提供しているウェブ型が、容易にスタートすることができ、使い勝手もよく便利です(但し、無料の会員登録は必要)。

RSSは初めてという方は、まずは"ウェブ型"を利用してみると良いと思います。慣れてきたら、"単体アプリケーション型"、"ブラウザ一体型"などのRSSリーダーを使ってみて、自分に馴染むものを使ったらよいと思います。

(1) ウェブ型:RSSリーダー機能を提供する専用のホームページを利用する
(2) アプリケーション型:専用のソフトウエアをダウンロードして使用する
(3) ブラウザ一体型:ブラウザがRSSリーダー機能を持ち、ブラウザと一体になっている
(4) メール一体型:メールソフトにRSSリーダー機能が組み込まれたもの


現在、一番のお勧めは、ウェブ型の以下のRSSリーダーです。検索エンジンのgooは、早くからRSSリーダーを提供している老舗で、機能も豊富で使いやすく人気があります。検索エンジンGoogle提供のRSSリーダーは、表示速度が速く快適に最新情報をみることができます。

  goo RSSリーダー(ウェブ型)
   http://reader.goo.ne.jp/
  Google RSSリーダー(ウェブ型)
   http://www.google.co.jp/reader/

(注)gooは、ホームページで、ウェブ型、アプリケーション型の二つのRSSリーダーを提供しています。

(注)少し昔の情報になりますが、"goo RSSリーダー/ウェブ版"の使い方が、以下で分かり易く紹介されています
http://blog.smatch.jp/smatch/archive/13 スマッチ!住まいの達人ブログ編集部


(1) ウェブ型  RSSリーダー機能を提供する専用のホームページを利用するRSSリーダー。会員登録(無料)をすれば、特別なソフトも必要なく利用できます。検索エンジン、プロバイダの多くで、このサービスを提供しています。*Google、goo、Yahoo!、So-net、BIGLOBE等。

この方式は、専用ホームページのRSSリーダーにRSSを登録するので、自宅や会社など、どこからでも、その専用ホームページを閲覧することで、RSSを見ることができます。

(2) アプリケーション型  専用のソフトウエアをダウンロードして使用するRSSリーダー。goo RSSリーダー(アプリ版)等があります。

(3) ブラウザ一体型  ブラウザがRSSリーダー機能を持っており、ブラウザと一体になっているRSSリーダー。Internet Explorer、 Firefox、Sleipnir等。ブラウザ本体に本機能を持っていたり、拡張機能で機能追加して利用します。

(4) メール一体型  メールソフトにRSSリーダー機能が組み込まれたもの。メール本体に本機能を持っていたり、拡張機能で機能追加して利用します。




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