コンピュータ用語学び塾

外国語の基本は英単語、パソコンやインターネットも“コンピュータ用語”が大事ですね。初心者向けに分かりやすく紹介します。

年賀メールを送るときのマナーと、"ウイルスを含んだ危険な年賀メール"への対応

2010-01-03 15:03:13 | パソコンを楽しむ用語
既に年も明け、少々タイミングが遅れましたが、2010年の最初は、(1) 年賀状メールの送り方、(2) メールに写真を添付する際に役立つ画像編集サービス、そして、(3) 年始年末に多くなる危険なメール対策、を紹介します。

年末・年始は、”ウイルスを含んだ年賀メール”や、メールなどのURLをクリックさせて危険なサイトへの誘導、更にはワンクリック詐欺などの危険が増大しますので、特別な注意が必要です。

最近は、メールを使って年賀の挨拶をする”年賀メール”も徐々に増えましたが、危険な”年賀メール”に間違われないように注意することが必要ですね。

なお、年賀メールの場合、デジカメで撮った写真を添付することが多くなると思いますので、ファイルサイズを小さくするときなどに便利なWebサービスの使い方を紹介します。

(1) Web画像編集サービス 「Picnik」
    http://www.picnik.com/
(2) Web携帯待ち受け変換サービス 「サプリーン(suppleen)」
    http://suppleen.jp/

(1)は、海外のサービスでありながら、日本語で使え、操作が容易な画像編集サービス、(2)は、デジカメで撮った写真を携帯の待ち受け画面などに簡単に変換できる画像編集サービスです。これらのサービス、特別な画像編集ソフトが不要で、ブラウザで利用できるサービスです。

なお、年賀メールを、以前、友人から受け取ったことがありますが、複数の人に送られたメールで、文章もありきたりの内容、正直、あまり嬉しい気持ちにはなれませんでした。

しかし、年賀メールを通常の年賀状のように一人ずつ心を込め、年賀状では書けない詳しい近況や、最近の写真を添付して年賀メールを送ると、受け取った人も喜ぶと思います。

年賀メール、簡単に送れる反面、受けとる相手に失礼にならず、喜ぶものにしたいものですね。


なお、ウイルスが入ったメールを送信すると、先方のパソコンにもウイルスが感染してしまい、正月早々、迷惑をかけます。事前に、しっかりとしたウイルス対策(ウイルス対策ソフトの利用と、ウイルスパターンの最新化)を実施下さい。



■ 年賀メールを送るときのマナー


年賀状メールを送る場合、よくメールをやりとりしている相手なら、年賀メールでもかまわないと思います。但し、ほとんど交流がない場合には、年賀メールではなく、普通の年賀状ですね。

”年賀メール”と”はがきの年賀状”を使い分けることが大事です。

お世話になった方や年配の方には、はがきの年賀状が安心、また、年賀状をいただいた方には年賀状を送るのが基本だと思います。

なお、明らかに同じメールを複数の人に送っている場合がありますが、これでは相手に気持ちが伝わりにくいですね。

”年賀状メールは、自分の近況などを述べ、一人の人に送る” ほうが良いと思います。

メールのメリットの一つは、直接、個人に届くことなので、これを生かし、

”家族宛の年賀状は年賀状で、個人宛にはメッセージを添えた年賀メールを送る”

といった具合に使い分けることもよいですね。

なお、例年、年末から年明けの時期はウイルスメールなどの危険な迷惑メールが多い時期なので、これと間違われないようなメールにすることが必要です。


(1) 迷惑メールと間違われないように件名を工夫し、「年賀メール(×××)」(×××名前や社名など)のように送り主が特定できる件名にする。

「お疲れ様です」、「お世話になっております」などは、迷惑メールと判断される可能性があります

(2) メールの添付ファイルが怪しいものでないことを説明する。

添付ファイルはウイルスと疑われやすいので、本文で 「これは・・・の写真です」 のように説明をする。

(3) 添付する写真のファイルサイズが大きくならないようにする。

最近のデジカメは高画質な写真が撮れるので、ファイルサイズもかなり大きい。画像編集サービスやソフトを使い、写真の大きさを小さくするなどして、ファイルサイズを出来るだけ小さくする。

(4) 添付ファイルは、事前にウイルスチェックすることが必須。

なお、ウイルス対策ソフトが入っていれば、通常は、添付ファイルのウイルスチェックが自動的に実施されます。

(5) また、いつもの味気ないデザインをやめて、少し楽しい雰囲気で、本文や署名部分を作ってみても楽しいです。


■ 携帯を使った”年賀メール”時は以下にも注意 ~参考情報(2)から

(1) 送るタイミングが大事

1月1日午前0時前後は、携帯メールが混雑し、送ることができない場合がある。相手が落ち着いて読める時間、1日の午後や、年賀状配達が休みの1月2日に送るといい。

(2) 写真の添付はサイズに注意

撮ったばかりのお正月らしい写真を添えて送る場合、、あまり大きいサイズだと、相手のメール受信代(パケット代)も高くなります。


参考情報(1)  文例集「年賀状メール」例文・書き方
http://www.jp-guide.net/mail/oiwai/new_year.html

参考情報(2)  要チェック!ケータイで年賀状を送るマナー
http://allabout.co.jp/gs/cellphone4family/closeup/CU20081208A/



■ 画像編集サービス ~年賀メールに添付する写真を編集


最近のデジカメは高画質の為、撮った写真のファイルサイズは数百KB~数MBと、かなり大きくなります。また、携帯の写真機能も高画質になっています。

その為、デジカメ・携帯で撮った写真をそのまま、メールに添付して送ると、メール受信時に時間がかかり(携帯の場合はパケット料金も)、相手に迷惑をかけることになります。

メールに添付する写真は、下記のようなWeb画像編集サービスを利用し、写真のファイルサイズをなるべく小さくすることが大事です。


■(1) Web画像編集サービス 「Picnik」 - Online Photo Editor(日本語)

    http://www.picnik.com/


会員登録無し・無料で利用でき、画像のサイズを小さくするほか、テキスト挿入、効果、フィルタもたくさんあって操作性がよく、日本語環境で使えます。自分のパソコンに保存してある写真以外にも、写真共有サイトの写真も修整・編集が出来ます。

(a)ホームページにアクセス  http://www.picnik.com/
(b) ホームページの”Picnikを始めましょう”をクリック
(c) ”写真のアップロード”をクリックして、編集する画像を読み込む
(d) ”編集”タブの中で、画像を編集
   自動修正、回転、トリミング、リサイズ、色修正、シャープ、赤目補正

   *リサイズ(%指定)で画像を小さくするとファイルサイズが小さくなります。

(e) ”保存と共有”タブを選択し、画像をパソコンに保存
   ファイル名を確認し、”写真の保存”をクリックし、パソコンに保存
   なお、編集前の画像を残したい場合はファイル名を変えて保存する

   *保存する前に、JPG圧縮品質を変えることで(落とすことで)画像サイズ
    を小さくできます


詳しい使い方は添付の画像を参照下さい。


■(2) 画像の携帯待ち受け変換サービス 「サプリーン(suppleen)」

デジカメ画像などを待ち受けサイズに変換して携帯へ転送するサービスです。携帯機種をすれば、その機種に合うようなサイズに画像を小さくすることができ、撮った写真を自分の携帯の待ち受け画面にしたり、携帯で人に写真を送る場合に、便利なサービスです。

  ホームページ:   http://suppleen.jp/
     使い方:   http://suppleen.jp/howtotop.jsp

(a) ホームページにアクセス  http://suppleen.jp/
(b) 変換する画像を選択
(c) 対象の携帯機種を選択する
(d) 画像を編集する
(e) 変換後の画像を取り出す

詳しい使い方は添付の画像を参照下さい。



■ 年末年始におけるウイルス対策 ~危険な年賀メールに注意!!


ウイルス対策で有名なトレンドマイクロは、年末年始におけるセキュリティ対策を呼びかけています。

 年末年始におけるセキュリティ対策の再確認 | トレンドマイクロ
 http://blog.trendmicro.co.jp/archives/3269


このトレンドマイクロの情報を参考に、年賀メールを装ったウイルス付きメールや、年賀サービスを装った不正サイトへの誘導といったような被害に会わないための対策を整理してみます。

(1) ウイルス対策ソフトを必ず使い、ウイルスパターンを最新版にする。

(2) WindowsなどのOSや、Adobe/Flashなどを、常に最新の状態にする。

(3) メールの添付ファイル/メールのリンクを容易に開かない。
  ・見覚えのないメールが届いたら削除し、添付ファイルは決して実行しない。
  ・メールの中のURLを安易にクリックしない(危険なサイトに誘導される)。

(4) 危険なサイトに安易にアクセスをしない。
   もし、危険なサイトにアクセスすると・・・
  ・ウイルスに感染したり、個人情報が盗まれる。
  ・ワンクリック詐欺に会う(料金請求の画面が表示され不当に料金請求される)

(5) USBメモリなどのリムーバブルメディアの受け渡しに注意する。

(6) ウイルスの中には、感染したパソコンの中にあるアドレス帳を探し出しウイルス付きメールを送るものも存在するため、友人/知人からのメールであっても注意深く対応する

ここ数年、USBメモリなどのリムーバブルメディアを媒体としたウイルスの被害が非常に問題となっています。年末年始にデジカメ写真をUSBメモリやカード型記録メディアで交換し合うときは、ウイルス対策をするなど注意下さい。

USBメモリなどからのウイルス対策のためにも、必ず、パソコンにウイルス対策ソフトを入れて、ウイルスパターンを最新版にして下さい。






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