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外国語の基本は英単語、パソコンやインターネットも“コンピュータ用語”が大事ですね。初心者向けに分かりやすく紹介します。

東北地方太平洋沖地震、知らないと危険! 災害時の不正メール、義援金を募る詐欺、デマ情報

2011-03-14 01:13:22 | 社会の動き
2011.3.13作成、2011.3.14改訂、2011.3.15改訂、2011.3.18改訂

東北地方太平洋沖地震、震災に会われた多くの方に、お悔やみ申し上げます。

震災時にインターネットで気をつけたいことをまとめてみました。これからも順次、改訂していきますので、参考にして下さい。

なお、現在、震災に便乗した、地震に関連する誤った情報が「チェーンメール」で広がっています。

チェーンメールは、「多くの人に転送して下さい」など多数への転送を依頼するメールで、善意なメールでも、ねずみ算式にメールが広がり、インターネットのネットワークに大きな負荷をかけます。内容にかかわらず、このようなメールを転送しないよう、十分注意ください。

なお、いくら善意のメールでも、同じようなメールが多数流れることで、インターネットに負荷を与え、インターネットがつながりにくくなります。十分注意下さい。

また、「義援金をかたる詐欺サイト」が発生しています。フィッシング対策協議会は2011年3月14日、東日本大震災に乗じて善意の募金をだまし取ろうとする悪質な詐欺サイトが見つかったと発表し、注意を呼びかけています。

今後、インターネットでも義援金を集める動きが活発化していくことが予想されるますが、くれぐれも、悪質な詐欺サイト(フィッシングサイト)にだまされないように注意下さい。

これまでの多くの震災で発生した、「チェーンメール」、「義援金を募る詐欺サイト」、「義援金を募る詐欺メール」が、今後多数発生する可能性があります、十分注意下さい!!


■ 危険なデマ情報や悪質メール


インターネットには、多くの最新情報があります、しかし・・・・中には、信頼のおけない情報、うわさ話、デマなどの情報もたくさんあります。

この溢れるインターネットの情報から、良質な情報をすばやく見つけ出し、より的確な判断ができる能力も、これから、ますます必要になると、改めて強く感じます。


■義援金装う悪質メール=総務省が注意喚起:時事ドットコム
  http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011031501167

総務省は15日、東日本大震災の義援金募集や緊急地震速報を装い、出会い系サイトに誘導する悪質なメールが出回っているとして注意を喚起。詳細を知ろうとメール中のリンクをクリックすると、出会い系サイトに転送される仕組みです。


■「うがい薬を絶対に飲まないで」、東日本大震災に関するネットのデマに注意 :ITpro
  http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20110315/358338/

放射線医学総合研究所は2011年3月14日、ヨウ素入りのうがい薬や消毒剤の飲用を勧める偽情報がインターネットで流れているとして注意を呼びかけた。効果がないばかりか、体に有害だという。


■東日本大震災 「雨には放射能」 誤情報に注意を 茨城 (産経新聞) - Yahoo!ニュース
  http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110316-00000000-san-l08

福島第1原発の相次ぐ爆発事故で、茨城県は被災者の不安をあおるデマ情報を流すチェーンメールに注意するよう呼びかけている。「今後降る雨には人体に危険な化学薬品、放射能が含まれる」「被曝(ひばく)者になります」など誤った情報が含まれている。


■フィリピン、福島原発事故のチェーンメールでパニック 国際ニュース : AFPBB News
  http://goo.gl/Sfoxq

フィリピンで14日、福島第1原発の事故による放射能汚染がフィリピンでも発生するなどというデマを伝えるチェーンメールが出回り、生徒を早退させる学校が相次ぐなどの騒ぎに発展し、政府が公式にメールの内容は間違いだと発表する事態になった。



■ 出どころ不明のチェーンメール(chain mail)に注意!!


チェーンメールは、「○人に転送下さい」「多くの人に転送して下さい」など多数への転送を依頼するメールです。

メールは転送が容易なため、ねずみ算式に広がり、インターネット等のネットワークに大きな負荷をかける為、善意のメールでも、内容にかかわらず、転送しないのが基本的なマナーとなっています。

例えば、1人が5人に次々にメールを転送することを10回繰り返すだけで、1000万個の同じメールがインターネットの中に発生することになります。

今回の東北地方太平洋沖地震に関しても、既に、次のようなチェーンメールが発生しているので、注意下さい。


《現在発生しているチェーンメール~参考情報1より》

「コスモ石油の工場が爆発したため、有害物質を含んだ雨が降る」
「自衛隊が支援物資を募集している」
「埼玉の水道に異物が混入した」
「18時以降、関東の電気の備蓄が底をつくらしく、関西電力から送電を行う」


参考情報1:
asahi.com(朝日新聞社):出どころ不明のチェーンメール情報「善意でも転送だめ」 - 社会
http://www.asahi.com/national/update/0313/TKY201103130229.html?ref=rss

参考情報2:
コスモ石油工場爆発に関するデマメール、セキュアブレインが注意を呼びかけ - ニュース:ITpro
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20110313/358260/



■ 義援金を募る詐欺メールや詐欺サイトに注意!!


災害や事件の時には、これに便乗したフィッシング詐欺が横行しますので注意が必要です。

例えば、スマトラ沖津波の時には、米国赤十字を語った詐欺ホームページが現れ、被害者への寄付を募り、寄付をしようとする人のクレジットカード番号などの個人情報を盗み出そうとしました。

今回の東北地方太平洋沖地震でも、義援金を募る詐欺サイトが発生しています。義援金を募る詐欺サイトや詐欺メールにだまされないようにしましょう。

義援金などの支援関係は、いつも活用している信用のおけるホームページから実施しましょう。

フィッシングという詐欺は、メールで”偽のホームページ”にアクセスするように仕向け、個人の金融情報(クレジットカード番号、ID、パスワード等)を入力させるなどして、個人の重要な情報を不正に入手する詐欺行為です。

代表的なフィッシング詐欺は、銀行を装ったメールに「個人情報を再登録する必要がある」などと書かれ、本物とそっくりの、偽りのホームページにアクセスさせて、クレジットカード番号などを打ち込ませ、大事な個人情報を不正に入手します。

また、災害や事件の時には、これに便乗したフィッシング詐欺が横行しますので、注意が必要です。


参考情報1:
「義援金をかたる詐欺サイトに注意を」、フィッシング対策協議会が呼びかけ
http://www.antiphishing.jp/news/alert/2011314.html


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