ミュンヘンなんて、どこ吹く風

ミュンヘン工科大留学、ロンドンの設計事務所HCLA勤務を経て
群馬で建築設計に携わりつつ、京都で研究に励む日々の記録

月の石と、ウサギのビール

2005-11-07 08:02:25 | ミュンヘン・TUM
Bird's view _Inner City of Noerdlingen

今日はネルトリンゲンとアウグスブルグに行ってきました。
本文は後ほど。
写真をAUSMIPギャラリーに載せました。
おやすみなさい。


(追記 08/11/2005)
かいくんくろさかくんと日帰りで小旅行に出かけた。
朝九時。中央駅の自動券売機で周遊チケット(30ユーロ。一枚で5人まで使える。つまり旅の仲間は多いほどお得)を買って、imbiss(軽食を売ってるキオスク)で朝食を買って、RB(普通電車)に乗って出発。週末の一日のみ・二等席のみ・急行不可という制限があるけど、ドイツ国内は乗り放題なこのチケット。改札の駅員が回ってきても、このチケットを見せて旅の仲間を指差しながら「アレ(みんな)」と一言言えばOKである。

「世界の車窓から」+「ぶらり途中下車の旅」な感じの小旅行をするのが目標。
最初の目的地はバイエルン州西北の小都市ネルトリンゲンであるが、乗換駅であるドナウヴォルグンでさっそく“途中下車”をしてみた。ここはドナウ川が流れる街。乗り換え時間が30分くらいだったのであまりのんびりもできなかったが、駅前から旧市街の入り口くらいまではぶらぶらと歩けた。川が流れていたのでドナウ川かと思いパシパシ写真を撮る。「これドナウ川だよね?」「流れが細くない?」「ここたしかドナウ川の上流ですから」「あ、そうか」「ちょっとあの男の人に聞いてみない?すみません、これドナウ川ですか?」「(笑)これはドナウ川じゃないよ。ただの水路だよ」「(が~ん…)」

ドナウヴォルグからさらにRBで西北に進み、ネルトリンゲンに着いた。
中世の円形城壁がそのまま残っている小都市。駅を出てしばらく歩くとすぐにそれらしきものが見えてきた。視線を横切る長い壁。門らしき部分に階段がついていて城壁の上の回廊に登れるようになっている。レンガ積みの壁の上に木で骨組みが組んであって屋根が架けられている。回廊は内側に向かっては開いているので円形城壁に囲まれた赤茶色の屋根の住宅群が目の前に広がり、町の中央にはひときわ高い塔(教会)が見える。城壁は外側に向かっては閉じていて、時々銃眼のようなスリットが開けてあった。十字形をしているので十字架をモチーフにしているのかと思ったら、弓道部員のくろさかくんが「縦に構える弓も横に構える弓(小さなボーガンのようなもの)も使えるようにじゃないですか?」と的確な指摘。そのまま城壁に沿って街の外周の四分の一くらい歩き、そこにあった門から地上に降りて街の中心部に向かった。

つづく
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