日本共産党 吉岡正史のページ

日本共産党中央委員会・党建設委員会に勤務。時々、思うことをつづります。

海外への戦争軍備を見直すべき時

2008年02月25日 21時57分24秒 | 国際・政治

今朝は稲城駅で早朝宣伝!

バスを降りて、すぐ改札に向かう方が多い中、結構な数、ビラを受け取っていただけたとのこと…。うれしいですね~ (^o^)y

今朝も訴えさせてもらいましたが、イージス艦が起こした清徳丸沈没事故…。真冬の寒い海に放り出されたお2人のこと、そして漁港で今も必死に帰りを待ち続けている方々の心情を思うと、胸が張り裂けそうになります

先日、三鷹でおじゃましたある後援会の交流会で、長年、船乗りだったという方が怒りをもって言われた言葉…

「自衛隊艦船は海の上の法律をまったく守らない。道路を逆走しながら、『お前が進路をあけろ』と言っているようなものだ」

今回の事件は、右舷側に船を見つけた側に回避義務がある法律を守らず、多くの船が集中する海域を自動操縦で1分前まで避けるための手立てを何も取りませんでした

「相手の漁船がよけてくれると思った」――こういうイージス艦船員の証言も寄せられているそうです

20年前にも、海のルールを守らない自衛隊艦船によって釣り船を沈没させ、30名もの犠牲者を生んだ事件が発生している…

その教訓を生かすことも努力をはらうこともなく、自衛隊は再び悲惨な事故を引き起こしました

また、今月、沖縄でも米兵による中学生暴行事件が起こりました

95年にも起こった小学生への暴行事件…。この事件以降も、再教育や綱紀粛正が強調されながら、米兵による凶悪犯罪が何度となくくり返されてきました

この事件には、共通する問題があります

それは、事件を起こした米軍の海兵隊、そしてイージス艦、ともに日本を守るための軍隊・軍艦ではない、ということです

海兵隊は、イラクやアフガニスタンの戦争でも重要な役割を果たしている部隊…。まっさきに戦争で先陣をきる、殴りこみ部隊

アメリカ本土以外に、こうした部隊を配備しているのは日本だけです

そして、イージス艦もまた日本を守るためじゃない…。海外へ殴り込みをはかる空母への攻撃を守るための艦船…

日本に6隻あるイージス艦は、これまでに8200億円もの税金が投入され、活躍しているのはアメリカの海外派兵への協力…

海上の法律を自衛隊艦船も守る、日本の裁判を免除されるという日米地位協定を見直すなど、すぐやるべき改善も必要ですが、そもそも、こういう軍備や基地、部隊そのものを見なおすことが必要なのではないでしょうか?

イラクやアフガニスタンでは、今も罪のない子どもたち、女性たちの命が奪われ続けています…

憲法9条を持つ国で、日本内外でこうした事態を生み出している軍隊や軍事協力そのものを見なおす必要性をつよく感じます

今朝の宣伝では、年配の男性の方が配られていたビラの私の写真を示しながらかけよってくる場面がありました

「あんた、いい顔しているね!この写真、どうやってとったの?」

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そんなに顔がほめられたこと、ないのですが…。いやいや、気恥ずかしいやら、うれしいやら…(*^_^*)

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