日本共産党 吉岡正史のページ

日本共産党中央委員会・党建設委員会に勤務。時々、思うことをつづります。

「若葉の森」は、調布、そして東京の宝(1)

2009年06月19日 22時28分04秒 | 国際・政治

毎日、毎日、更新中!~ 564日め

6月16日は、外環道の現地調査に続いて、北多摩3区(調布・狛江)の志摩和寿・都議予定候補日本共産党調布市議団の皆さんと、調布都市計画道路である3・4・10号線の建設延長予定地を訪れました。「国分寺崖線の緑を守り、調布3・4・10号線を考える会」の皆さんが行っている、各都議予定候補者への要請をお受けするためです

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会の皆さんの要請は、会議室ではなく、建設予定地を実際に見て回りながら行うというもの…。「この地域の環境に触れてもらってこそ」との趣旨ですが、とても大事なとりくみだと思いました

私も、3・4・10号線の延長計画が貴重な緑と住環境を破壊する計画だとは知ってはいましたが、本格的に建設予定地に足を踏み入れるのははじめてのこと…。こういう機会を持っていただき、会の皆さんには、感謝、感謝、デス



3・4・10号線の延長計画は、つつじが丘駅の南側付近から品川道をのばして、若葉町にある国分寺崖線をつっきるように通す計画…。外環道ジャンクションの予定地同様、とても16m道路を通すことが考えられない、閑静な住宅街がその予定地となっています

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住宅街をさらにすすんで目の前に現れたのが、地元で緑のトンネルとして親しまれている「若葉の森」!

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ちょうど、若葉小学校の裏手にあるこの森、この小学校の校歌にもなっているとのこと…。森に足を踏み入れたとたん、ひんやりと涼しい空気に包まれました

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ちょっと見にくいですが、この写真は付近の地表温度分布…。若葉町は地表温度が他の調布市街地に比べ10度近くも低いのだとか…。夏場には、カブトムシやクワガタも取れるそうで、地元の子どもたちの貴重な遊び場にもなっています

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こちら、森に面して立てられた調布市の立て看板…。この土地が市に寄付された場所であること、高い相続税などにより貴重な緑が次々と失われていることなど紹介し、「みんなで寄付された方々のご意志を引き継ぎ、自然を守り、緑を大事にしていきましょう」と呼びかけています

この森を横切るように3・4・10号線が通り、森は寸断・多くが消える!

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いまは、この森も含め緑で覆われている若葉小学校の裏手には、高低差15mほどの国分寺崖線を乗り上げるように、道路がつくられます

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こちら、下の写真は会の皆さんがつくった道路建設後のイメージ画像。小学校に吹き込む涼しくおいしい森の風は、上り坂へ向かう自動車の排気ガスに置き換えられ、小学校めがけて襲いかかる形状です

子どもたちからも、「学校の校歌にある森をなくさないでほしい」という声があがっている…。しかも、小児ぜん息を抱えているために、わざわざこの小学校を選んで通う子どもたちもいる!

会の皆さんが調べた資料でも、市街地に比べ、二酸化窒素は4分の1~2分の1という濃度。調布市内でも有数のきれいな空気に包まれているのが、この地域です

明日につづく



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