とり頭・ロバの耳

スルーしてください

運気が下がる家・・・トホホ

2008-03-09 23:31:03 | マイホーム
新築中(建築中)の家に住んでいる友人のご主人は建築家。
実は友人も建築関係の大学を出ています。
それで、私の夫がアルバイト先の不動産屋さんから紹介されるチラシの中で、予算と地域が希望に沿う物件について相談にのってもらいました。
現在、彼女と私は、中学校の学区は隣同士という程度に近くに住んでいます。
私は現在住んでいる地域に家を買えれば一番なのですが、実は予算が合いません。
たまたま、彼女の住んでいた地域に予算の範囲内の住宅と予算をちょっとだけオーバーの住宅がみつかりました。
彼女にチラシを見せると、近所だったこともあって
「今から見に行こう!」
と内覧でなく外覧にでかけることになりました。
2件の住宅は彼女の引越し前の住所の近くにありました。
台地を切り開いた住宅地の30年後、という感じのその地域は、割と敷地の大きい住宅が見受けられます。
一方、数件取り壊して更地にして新たに分譲、という雰囲気の宅地も結構見受けられて、もしかしたら、この地域の住宅地は「すでに死んでいる」のでは・・・と不安になってきました。
台地を切り開いた住宅地をくねくねと細い道を登って、チラシの案内図の通りに車を走らせると・・・・ありました、「我が家の予算楽々クリア」の住宅が!
私は、この値段なら、チラシに書かれている敷地面積、築年数は仕方ないのだろうと思っていました。
でも、実際にその住宅を見てみたら、予算内でも絶対欲しくない感じが・・・・。
車で案内してもらった友人に落胆しているところを気づかれたくないと黙っているしかなかったのですが、その友人が
「ここ、外国人が大勢住んでて、周りとトラブルになってるって話、聞いたよ。・・・・ハッキリ言って運気下がるね、ここに住んだら」とポツリ。

「うん、これはヤバイ。私も怖いよ。次、お願い。」

そうしてチラシの案内図を見ながら、今度は「予算をちょっとだけオーバー」の住宅に向かいました。
こちらの住宅自体は、お庭も広く、特に問題も無いように思えますが、台地の一番上にあって、バス停からその住宅まで歩くには、かなりの体力が必要です。
更に、私たちが車で登ってきた台地と反対側は急な斜面になっていて、車が通れない道です。

友人と私は地方の出身で、実家は「平屋」です。
偶然、家業に共通するものがありまして、実家の敷地面積も一般のお宅より”かなり”広めです。
「やっぱりさ~、私たち田舎モンだから、平屋の家がいいよね~、ばあちゃんになっても階段登らなくてもいいもんね」
と暢気に言いたい放題でしたが、東京で家を買う、建てるという事の難しさをここに来て身をもって感じるようになりました。