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威風堂々

晴れ晴れと、伸びやかに日々を過ごすために。
「心」と向き合うことで、日々の健康を大切にしましょう!

カリタスカウンセリングの原理 43

2012年11月04日 | 防衛機制


摂取 ということでいうと、父は「母の面影」を自分なりに取り込んで生涯を送っていたと思われる。

 私はどうであろう。

 認知症とも、精神障害とも診断される母。最初の診断からもう約20年が経つ。よくカウンセリング理論の中では[個性の美]とも称されるのだが、そう簡単に片付く問題でもない様な気もする。

 母との依存関係はお互いが距離を置くことしかないようだ。幼少の頃から自分では距離を置こうとしてきたが、最近漸くそれができつつある。しかし、罪悪感が消えない。父は10才で母を失っている。これはこれで実に強烈な事だと想像する。

 もはや、私も理想の母子関係をあれこれと考える年でもないようで、最近思い至ったが、もうどうしようもないのであろう。

 自分の心の平安、感情の起伏を少なくするためにどうするのか。今の私の関心はそれである。



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カリタスカウンセリングの原理 42

2012年10月27日 | 防衛機制


さて、自分にとって「悔い」のない人生とは何だろうか。

日々、自問自答している。 今の職には若いときに就いた。

しかし、自分でなりたくてなりたくて仕方がなかったもんではなかった。

そこが、ボタンの掛け違い。  人にはいろんな生育史がある。  まあ、他の職種について、自分の思う様にならなかったとき、今の様な職に就けばよいと思っていたのである。

近親者の意向に背く勇気もなく、結局はもう何十年。おっと、今日の話題は、、、


今日は防衛機制 [摂取]

ある人から頂いた「手紙」・水晶玉・家族の写真などを鞄に入れている。それは何のためか。自分の感情が「ストレス曲線」に入っていくときなどに、頂いた手紙を読んだりして励みにするときがある。神社のお守りなんかもこれであろう。

よくポケットにいれた ロザリオ を握りしめるときが私にはある。

自分を犠牲にして対立を避けてばかりでは、心の平安ははかれない。私は、心ある人から頂いた「手紙」を鞄に入れて、「一緒に戦っている」気分になって、凌ぐことがある。この摂取という防衛機制も偏って使用することは止めるべきだが、適度な使用は「幸福曲線」へと導いてくれる様だ。


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カリタスカウンセリングの原理 41

2012年10月08日 | 防衛機制

 自分は勝負弱い癖に、勝負事を見るのは好きだ。

 実際にやっている勝負に関する趣味は、もうGOLFだけ。

 競馬も入れてもらえれば、そうとも言える。
 コチラは馬が走るので、私の力じゃない。(笑)でも、スポーツ観戦と同様参考になる。
しかし、データも集積しないし、ほぼ運頼りだ。

 ゴルフのショットも、ボールに聞いてって感じで運が良ければ…100が切れる程度、(笑)
 下手の横好きである。

 私は、何をやっても度胸は無いし、運も悪い。トップになれない人である。こんな僕は、とかく同類を見つけては安心する。実に弱気な人間である。


 強い人ってのは自分を他人と比べる事に関心が無いようだ。

 意識して、自分は自分。他人は他人。とも思わない様だ。

 同一化で心の安定を図っているうちは、まだまだ青い様である。




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同一化

2012年09月28日 | 防衛機制

同一化

私はよく家内と娘の誕生日を忘れてしまいます。

 1ヶ月前、2、3日前までは覚えていますが、当日忘れてしまうんです。

 いかんです。

 お父さんが嫌われてしまう一因かなぁ。

 自分ではマイホーム主義だと思っているのですが、実は? ってお父さんも多いことと思います。こんな私みたいなお父さんいませんか。

 さて、「自分ひとり」では不安なので、自分と同じ傾向の人を探してしまう。似たタイプの人に出会うと安心感を得る。こんな心理現象を「同一化」と言うのかも知れません。自分の不安定な心理を安定させるには大変よい「防衛機制」かも知れないと思っています。

 人は、個人で生きていくとは言うものの、ふと孤独感に襲われるときがあります。そんなときには「同一化」を計るのも窮余の一策かも知れません。




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カリタスカウンセリングの原理 40

2012年07月16日 | 防衛機制



 よくですね。「お前、逃避スンナよ」って言われる。特にミーティングをさぼる時。精神衛生上良くない「会議」ってあります。私はできるだけそういった、議案のない、決める事のない会議は参加しないようにしています。

 しかし、「権利だけ主張する時はして。おい、義務も果たせよな。」って言われる時がある。

 『生き甲斐の心理学』でいう「逃避」はこう定義されている。

 現状が苦しい。だから、そこから目を背けて心的エネルギーを他の事に注ぎ、現状の苦しさを回避する。

 受験とか、就職活動とか、若者はこういう防衛、適応機制を経験する事でしょう。ただ、その場から逃げるのでなく、別のものに集中するならまだ良いかもしれない。自分の人生の大事なPointでも本音の自分から逃げ出す人をよく見かけます。

 自信の無さ。劣等感から人は正面勝負を避ける時があります。全てそう言った行動を否定する気は無いのですが、コンでションが整っていれば、正面から向き合って勝負をした方が良い結果が生まれると思う。勝負に敗れ去ったとしても悔いは残らないでしょう。

 「こんな事をいったら莫迦にされるんでは?」「誰かさんを傷つけるんでは?」等気を使ってしまうのですが、(僕なんかこの傾向の塊)自分の本音から逃げていては何も始まらない。

 「好き、嫌い」
 「怖い、怖くない」  といった原初感情を大切にして、現実吟味を発揮すれば、ぶれない自分がきっと見つかると思います。

 自己実現の為に「アイデンティティの統合」を目指しましょう。




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