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威風堂々

晴れ晴れと、伸びやかに日々を過ごすために。
「心」と向き合うことで、日々の健康を大切にしましょう!

マニュアルは万能か。

2015年04月25日 | 体験の解釈


 私の職場にはまだ「親睦会」なる組織がある。従業員は100人にも満たない規模の会社だが、拒否しない限り自動的に親睦会費を納入するシステムになっている。年に二回の宴会。慶弔関係。簡単な社内行事の時の弁当代などが支出される。

 自治会もそうだが、たまにこういった会に入るのを拒否される方もいらっしゃる。私はそういう人を認めないわけではない。まぁ自由だから。だが、台所とかの洗剤とか、皆で飲むコーヒーとか食べるおやつとか、を順番で持ってくるとか洗剤をどうするとかやかましく言う人たちが出てきた。気のついた人たちが適当に豆を買い足したり、台所掃除をしたりって言うのがよき慣習だったのだが、、、。

 つまり、マニュアル。

 最初に組織を立ち上げる時などは、しっかり紙やデータでマニュアルが必要なのかも知れない。誰でも、どんなときにも、マニュアルを読めば分かる。行動できる。対処できる。しかし、私の経験ではそんなマニュアルでしか機能しない組織は変な組織だということ。「規則」とか「マニュアル」とか、皆で一緒に横並び、なんてもうまっぴらである。人間的ではない。ばかばかしい。と私は思う。

 世の中はどうも「慣習法」で動かない。新参者にはこれは冷たく映るのである。昔よく言われた、閉鎖された日本の農村のような感じかな。でも、マニュアルってのは徹底的に無駄を省いて合理的に動く方法を追求したものなのである。つまり遊びがない。しかし、どうやったって軋轢は発生する。なぜなら行動を起こしているのは感情を持っている人間だからである。もう私はめんどくさいので「慣習」で生きていく道を選びたい。






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《だ》、と、《か》の違い

2014年03月31日 | 体験の解釈


僕は気がついたら、「これで良いのか」っていう思考・行動パターンを身につけていて、受け止める感情もそっちに感じやすくなっているようです。映画や演芸が好きなのですが、映画や物語なんかも「これで良いのか」っていうテーマのものの方が優秀だと感じているところがあります。つまり、娯楽大作よりも社会はドラマの方が上等だ、と感じているわけです。

一方で、演芸やバラエティーが大好きです。
そうですね、「天才バカボン」のパパの決めぜりふはご存知ですか。
「これでいいのだ」です。
この「だ」と「か」は、文法的には、断定と疑問・反語の表現に分類されます。

私はいつも自分の思考・行動・感情に対して、これで良いのか?という疑問を持ってしまうし、社会正義に照らしては、これで良いのか、いや良いわけはない、とやってしまうわけです。
これが現実の自分。でも理想の自分は、現実が色んな転変をして結果がどう転ぼうとも絶えず「これでいいのだ」とする自分なんでしょう。

皆さんは如何?


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2013 さようなら

2013年12月31日 | 体験の解釈


大晦日に近所の神社を詣でた。初詣のちょっと前のひっそりとした神社に詣でてみた。
ここは山の上にある。
坂を上り、石段を息を切らして上り詰める。お手水場、皇大神宮、加茂社、八幡宮、松尾社、天満宮とお社は続き、稲荷社、そして本殿。ここの本殿はやや東南を向いている。その先は、石清水八幡宮である。

太極拳をして深呼吸をしてお参りをして。

木々の匂いは心を新鮮にしてくれる。私はカトリックを信仰しているが、森や山に立つ神社は大好きである。教会でミサ聖祭に与るように、森の神社での祈りは私の心を癒やしてくれる。日本人に生まれて良かったと思う一瞬である。自然全体が私を包み語りかけてくる気がするものだ。「大丈夫」「上手くゆく」と言っている。何を、馬鹿臭いって思われるかも知れない。言語というか、伝達は受け手側がどう捉えるか、認識するかにかかっているから奥深い。最近、私は「励まされる」ような言葉を聞かなくなったし、「くじけるな!」風の根性を出せ!系の言葉も聞かなくなった。

ありのままで良い。今の自分で満足しなさい。私はOK。あなたもOK。という言葉が聞こえる。しかし、これは根性系の言葉よりキツイと思っている。なぜなら、そうは簡単にいかないし、「頑張ってる」感がしないからだ。しかし、瞑想にも似た心境に到達した時、その時こそが何かが感じられる瞬間のような気がしている。  皆さん。良いお年を!



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台風18号

2013年09月16日 | 体験の解釈

自然の驚異とは申せ、大変な事です。
古来、京都西部から淀川水系において河川氾濫の事実は『延喜式』『方丈記』等に述べられてある通りですが、被害に遭われた方々へなんと申し上げて良いやら。

淀川河川敷はスーパー堤防といって、かなり大規模の堤防が築かれていますが、河川敷ゴルフ場が、防球ネットの高さまで水が迫っているとは!

自然を「完全にコントロール」することなど、どだい無理な話。

今後関東甲信越から東北にお住まいの方々、早めの避難と安全の確保に努めて下さい。















ああ、無情

2013年03月11日 | 体験の解釈
I dreamed a dream.

邦題が 夢やぶれて

映画で涙が出て、声を抑えるのが必死でした…

『冬のソナタ』もそうでしたが、スクリーン一杯に顔が出て、こちらに迫って来るので、迫力満点。

舞台より、伝わります。映像メディアのよい点が網羅された映画でした。

ユーゴーの原作が魂入ってるんでしょうが、
コレだけ最初から最後まで泣いた映画もないですね。

しかし、I dreamed a dream.が歌われるシーンと女優さんの歌を思い出すと、私は悲しすぎて気分が落ち込むのです。いろんな演出がなされてはいますが…

不思議な気持ちです。

映画館でもう一度みたい。

レ・ミゼラブル を ああ、無情 と翻訳した明治の人は本当に偉いなァ!

感じたのですね。キット。



でも、ダイハードの最新作も… みたい。

明るいからね。キット。