シニア花井の韓国余話

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韓国空軍ブラックイーグル、中国エアショー参加ならず

2014年11月05日 18時48分41秒 | Weblog
韓国大手新聞  中央日報14年11月3日記事抜粋
韓国政府と中国政府が国防交流協力の次元から推進してきた韓国空軍のアクロバットチーム「ブラックイーグル」の中国エアショー参加が失敗に終わった。韓国空軍関係者は11月2日、「韓中間の合意により韓国空軍のブラックイーグルチームが11日から16日まで中国・珠海で開かれるエアショーに参加し、韓国空軍の技量を初公開する予定だったが、不参加となることが最終確定した」と話した。同関係者は、「航空機の電子装備技術などが中国に露出されかねないという米国側の懸念を受け入れた」と説明した。
空軍によると、ブラックイーグルが使っているT-50B型機は韓国航空宇宙産業(KAI)が生産したが、米ロッキードマーティンの核心技術が使われており、米国側の同意が必要だ。韓中間の合意により推進したエアショー参加に米国がブレーキをかけ不可能になったわけだ。
T-50BはKAIがロッキードマーティンの技術支援で製作した超音速国産訓練機T-50に公演用のスモーク発生装置などを装着し曲芸飛行用に改造した航空機だ。空軍は国内の各種行事にブラックイーグルチームを派遣し空中でのアクロバット飛行を展開し、イベントを盛り上げるだけでなく国産航空機の優秀性を誇示してきた。
空軍はブラックイーグルの珠海エアショー参加は難しくなったが、チョン・ギョンドゥ空軍参謀次長を団長とする代表団は予定通り中国に派遣することにした。また、イベント会場にブラックイーグルの広報ブースを設置する計画だ。国防部当局者は、「予期しない状況が発生し中国との合意を守ることができなくなった。だが、今後も韓中国防交流協力を増進する努力を傾けていくだろう」と強調した。韓中国防当局は1月にソウルで開かれた国防政策実務会議と7月に北京で開かれた国防戦略対話でブラックイーグルの中国エアショー参加を推進することで合意していた。




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