【ソウル聯合ニュース】
韓国の大型スーパー、ロッテマートは6月７日、輸入ビールの４～５月の売り上げがマッコリ、果実酒など韓国伝統酒の売り上げを１０．３％上回ったと明らかにした。
輸入ビールが伝統酒の売り上げを上回るのは２０００年以降では初めて。２００５年までは同期間の輸入ビールの売り上げは伝統酒の４分の１程度だったという。
また、ビール全体に占める輸入ビールの割合は２０００年４～５月は３．４％だったが、今年４～５月は１６．２％と大きく伸びた。
ロッテマートは、韓国とＥＵ間の自由貿易協定（ＦＴＡ）締結で輸入商品が多様化したのに加え、海外旅行や留学を経験した２０～３０代を中心に需要が増加したため輸入ビールの売り上げが伸びたと分析した。
同社は５年前には１２種類だった輸入ビールのブランドを現在は４０種類に増やした。年内にさらに種類を増やす計画だ。
