シニア花井の韓国余話

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タクシーの市外割増料金制度を復活へ/ソウル

2011年06月02日 23時58分09秒 | Weblog
 (韓国大手新聞、朝鮮日報 11.5.20記事抜粋)
乗車拒否で市民の不満が高まる
 ソウル市がタクシーの「市外割増料金制度」を廃止した後、乗車拒否が相次ぎ市民の不満が高まっているとの指摘が多く寄せられたため、同制度の復活を検討している。ソウル市は同制度の廃止後、市民の不満が高まったため、一部のタクシーに対し割増料金相当額を市税から補填(ほてん)していたとの疑惑も浮上している。
 市外割増料金制度は、ソウル市のタクシーが京畿道に入った場合、料金を20%割り増しするもので、1982年に夜間外出禁止令が廃止された後、首都圏の住民の帰宅を支援するため導入された。その後、同市は2009年6月、タクシーの基本料金を1900ウォン(約140円)から2400ウォン(約180円)に引き上げた上で、同制度を廃止した。
 ソウル市は5月19日「タクシーのサービスを改善するため、09年に廃止した市外割増料金制度の復活を検討している」と発表した。
 同市のタクシー政策担当者は「京畿道のタクシーが割増料金を徴収しなかったため、ソウルのタクシーの価格競争力が低下するとの指摘を受け、市外割増料金制度を廃止したが、結果的に間違っていた」と話した。同市は市外割増料金制度の復活を骨子としたタクシーのサービス改善案を7月ごろ発表し、市議会の意見を聞くなどの手続きを経て、早ければ8月から市外割増料金制度を復活させる方針だ。
 ソウル市の関係者は「割増料金制度を復活させるまでの期間を最大限短縮するため、検討段階で市議会の意見を聴きながら進めていく方針だ。また、割増料金制度を復活させる前でも、利用者の不便を解消するため、深夜に京畿道へ向かう客の乗車拒否などに対し取り締まりを強化するなどの措置を講じていく」と話した。




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