シニア花井の韓国余話

韓国交流50年の会社経営を引退しソウル定住の日本人が写真とともに韓国の案内をします。

韓国の大型銭湯

2010年01月05日 12時50分25秒 | Weblog
ソウルには、この10年から15年で大型銭湯が多くなった。
韓国人の生活習慣は元々、湯船につかるスタイルでなく、シャワー・行水が主体だったので、以前は街中の大衆銭湯もそんなに設備が良いものではなかった。
特に、夏場は家で行水をするので、大衆銭湯の客が少なくなり、大衆銭湯は夏場一ヶ月ほど休業するのが一般的だった。
サウナは街中にあったが、大部分は男性専用だった。
しかし、15年ほど前から、日本の「釜風呂」的な施設を備えた大型銭湯が出来てきた。
炭を壁にはめ込んだ釜風呂。黄土で造った釜風呂。玉石釜風呂。水晶釜風呂、塩釜風呂、冷気釜風呂等々の趣向をこらした乾燥式釜風呂の大型銭湯が多くなってきた。
これらの、大型銭湯は浴槽以外の釜風呂部分は男女共用になっている。
大きな休憩部屋があり、冬はオンドル(床暖房)になっており、サービスの枕があるので、そこで寝転がったり、話をしたりして休むことができる。釜風呂は大きな休憩部屋の周りに配置されている。
男女の客が、貸し出しの短パンと半そでシャツのトレーナーを着て、釜風呂に入ったり、休憩部屋で話をしたり寝たりすることができる。
大きなところでは、風呂場では「あかすり」があるし、休憩部屋周辺には、全身マッサージ、足裏マッサージ、ネイル、運動器具、マッサージ器具、占い、食堂、売店等があり、何時間でも遊ぶことができる。
日本の大型銭湯よりもゆっくり出来て面白いかもしれない。
しかし、狭いドームの釜風呂の中で大きな声で雑談をする人が多いので、ドームに反響して喧しくて、リラックス出来ず閉口することがある。
休憩室は広いので喧しくても問題がないのだが、狭い釜風呂では喧しくて気持ちが落ち着かない。
入湯料は、400円から800円程度だ。
ただし、日本人観光客相手の料金の高い入湯施設ではなく、一般の韓国人用施設のお話だ。
(修正再投稿)


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