シニア花井の韓国余話

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若手富豪、「自力成功」型が増加

2012年01月06日 19時43分32秒 | Weblog
(韓国大手新聞、朝鮮日報 12.1.2記事抜粋)
 昨年は上場企業株式の時価で若手の富豪に数えられる人のうち、「自力成功」型の起業家の躍進が目立った。共通点は20代の若さでベンチャー企業を立ち上げ、自力で富豪の仲間入りを果たしたことだ。
 金融監督院と財閥ドットコムによると、45歳未満の上場会社の大株主、特殊関係株主による保有株式を昨年末(12月29日)の終値で時価評価した結果、上位100人のうち、自力成功型の起業家は19人おり、前年の10人に比べ2倍近くに増えた。
 自力成功型で時価評価額が最も多かったのは、オンラインゲームで財を成した金正宙(キム・ジョンジュ)NXC(旧ネクソン)代表。並み居る財閥2-3世を圧倒し、全体で2位に入った。評価額は系列会社のネクソンジャパンが東京証券取引所に上場したことで、2兆94億ウォン(約1333億円)に膨らんだ。キム代表の夫人、ユ・ジョンヒョンNXC理事の持ち株の時価8762億ウォン(約581億円)を加えると、1位の鄭義宣(チョン・ウィソン)現代自副会長の2兆7676億ウォン(約1835億円)を超える。
 金沢辰(キム・テクチン)NCソフト社長の保有株式の時価は1兆6624億ウォン(約1102億円)で、全体で3位。ポータルサイト「ネイバー」の創業者である李海珍(イ・ヘジン)NHN最高戦略責任者(CSO)が4716億ウォン(約312億円)で12位、ロールプレイングゲーム(RPG)の「ミールの伝説」で知られるウィーメード・エンターテインメントのパク・グァンホ社長が3428億ウォン(約227億円)で18位にそれぞれ入った。
 このほか、スクリーンゴルフでシェア首位のゴルフゾーンを創業したキム・ウォンイル代表理事が2616億ウォン(約173億円)で19位、ポータルサイト大手、ダウムの李在雄(イ・ジェウン)元代表が2506億ウォン(約166億円)で21位、ゲーム会社ウェブゼンのキム・ビョングァン代表が1506億ウォンで33位(約100億円)、ネオウィズ・ゲームズの羅晟均(ナ・ソンギュン)社長が1412億ウォン(約94億円)で35位に名を連ねた。
 韓流ブームの主役、YGエンターテインメントのヤン・ヒョンソク代表は同社の株式上場で保有株式の時価が1324億ウォン(約88億円)に増え、38位に入った。ゲームビルのソン・ビョンジュン社長は35歳で、時価1286億ウォン(約85億円)の株式を保有しており、自力成功型では最年少の富豪となった。
 自力成功型の19人を除く81人は大企業一族の子弟だった。現代自の鄭義宣副会長の続き、4位には百貨店大手、新世界の鄭溶鎮(チョン・ヨンジン)副会長が1兆2031億ウォン(約798億円)で4位、サムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)社長が8891億ウォン(約590億円)で5位に入った。


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