シニア花井の韓国余話

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非正規職の賃金が正社員の半分、賃金格差さらに広がる

2011年10月31日 21時50分19秒 | Weblog
(韓国大手新聞、東亜日報 11.10.25記事抜粋)
非正規労働者の平均賃金は、正社員の半分に止まるなど、雇用形態による賃金格差がさらに広がったことが調査の結果分かった。特に、正社員との賃金格差が割合少なかった派遣や期間制労働者の賃金が、さらに早いテンポで減っていることが分かった。
10月24日、韓国労働研究院が統計庁資料を基にまとめた「非正規職を巡る労働統計」と題した報告書によると、昨年、正社員の月平均賃金を100とした場合、非正規職の平均賃金は54.8であることが分かった。8年前の02年の非正規職の平均賃金は正社員の67.1だったが、05年=62.7、08年=60.9と、毎年減り続けている。
非正規職の中でも、正社員との賃金格差が大きくなかった期間制や派遣労働者の賃金の下げ幅が多かった。派遣労働者は02年、正社員の78.9%程度の月給を手にしたが、10年は61.5%に止まった。
非正規職の平均勤務年数も同様に、昨年は23.6ヵ月と、2年を満たせなかった。同期間、正社員労働者の勤務年数の77.3ヵ月の30%ぐらいだ。非正規職労働者の半分以上(50.6%)は、6ヵ月以内に会社を辞めた。全体非正規職労働者は、昨年基準で568万5000人と、賃金労働者1704万8000人の33.4%を占めた。




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