猛暑で電力警報「関心」発令 今夏２回目

【ソウル聯合ニュース】13.8.10
韓国の電力取引所は8月９日、猛暑で冷房の使用が増え、午後１時３９分に予備電力が一時的に３５０万キロワットを下回ったことから、電力警報の２段階目に当たる「関心」（予備電力３００万キロワット以上４００万キロワット未満）を発令した。「関心」の発令は６月５日に続き今夏２回目。
　電力警報は準備、関心、注意、警戒、深刻の５段階に分かれている。同日午前１１時１１分には、瞬間予備電力が４５０万キロワットを割り込んだため、「準備」（予備電力４００万キロワット以上５００万キロワット未満）が発令された。
電力取引所は午後２時から、節電規制や電圧の調整、民間の自家発電機稼動といった非常措置を取っている。電力取引所の関係者は「一部企業に対する強制的な節電策で何とか持ちこたえている状況。暑くてもエアコンの使用を控えるなど、節電に積極的に協力してほしい」と呼び掛けた。