(韓国大手新聞、朝鮮日報 11.10.19記事抜粋) 「南北統一は韓国の『国家的目標(national goal)』と考えられてきたが、若者たちはそう考えなくなってきている」と米紙ワシントン・ポストが10月18日、報じた。
同紙は「若い韓国人たち、統一を警戒」という見出しの国際面トップ記事で「韓国の若者たちは徐々に、南北統一が傷を癒すものではなく、繁栄する国を混迷させかねないものと考えるようになってきた」と書いている。
実際、ソウル大学が実施した世論調査の結果を見ると「統一は必要だと思うか」との質問に、50代では「そう思う」という回答が2007年69%、11年64%とそれほど変わらなかったが、20代では07年53%、11年41%と明らかに低下している。
同紙はまた「相当数の韓国人は、60年近く分断状態にある北朝鮮を『ほかの近隣諸国と同じように見ることができるのか』という新たな疑問点に到達したとみられる」と分析している。
さらに「これについて、統一部(省)をはじめとする政府当局はこのほど『オンライン統一教育講座』を開設したり、タレントオーディション番組のスポンサーになったりするなど、統一によるプラス効果を促進する対策作りに乗り出した」と同紙は報じている。
同紙は「若い韓国人たち、統一を警戒」という見出しの国際面トップ記事で「韓国の若者たちは徐々に、南北統一が傷を癒すものではなく、繁栄する国を混迷させかねないものと考えるようになってきた」と書いている。
実際、ソウル大学が実施した世論調査の結果を見ると「統一は必要だと思うか」との質問に、50代では「そう思う」という回答が2007年69%、11年64%とそれほど変わらなかったが、20代では07年53%、11年41%と明らかに低下している。
同紙はまた「相当数の韓国人は、60年近く分断状態にある北朝鮮を『ほかの近隣諸国と同じように見ることができるのか』という新たな疑問点に到達したとみられる」と分析している。
さらに「これについて、統一部(省)をはじめとする政府当局はこのほど『オンライン統一教育講座』を開設したり、タレントオーディション番組のスポンサーになったりするなど、統一によるプラス効果を促進する対策作りに乗り出した」と同紙は報じている。