シニア花井の韓国余話

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慰安婦合意:「少女像移転と10億円」リンク、日本政府の姿勢に韓国政府は困惑

2016年04月10日 07時07分07秒 | Weblog

写真:上は当初の物。下は慰安婦問題合意後の物(撤去を拒否するために、周りに物を沢山置いている)(投稿者撮影)

韓国外交部「全く別個の事案」
 旧日本軍の慰安婦問題をめぐる昨年末の韓日両国の合意内容をめぐり、両国の間で新たな争点が浮上している。それは在韓日本大使館前に設置された、慰安婦を象徴する少女像の移転問題だ。
 論争に火を付けたのは日本側だ。萩生田光一・内閣官房副長官は4月6日、あるテレビ局のニュース番組に出演し、慰安婦問題をめぐる「12・28合意」の主な内容である、元慰安婦を支援する財団の設立問題と、少女像の移転問題をセットにして取り組むべきだと語った。
 安倍晋三首相の腹心で、昨年11月の韓日首脳会談にも同席した萩生田氏は、「財団の設立記念式典を行う日に、日本大使館前に少女像がそのまま残っていたり、そこで集会が行われていたりする事態は想像したくない」とも述べた。これは、少女像が移転または撤去されなければ、日本が約束した財団への10億円の拠出もしない可能性があるという意味だと考えられる。
 これに対し、韓国外交部(省に相当)の趙俊赫(チョ・ジュンヒョク)報道官は7日、定例記者会見で「少女像は民間で自発的に設置されたものであるため、政府がああしろこうしろと言える事案ではない。財団の設立問題と少女像の問題は全く別個の事案であるということを、あらためて明確にしたい」と述べた。
 だが韓国政府は、北朝鮮の核の脅威が小康状態になるや否や、日本が少女像の移転問題と財団の設立問題を関連付けてきたことに対し、困惑を隠せない様子だ。ある外交筋は8日「萩生田氏の発言は、参議院議員選挙(今年7月)を前に、自民党の支持基盤である保守派を意識した側面が大きい」としながらも「今後、合意内容を履行する過程で、両国の意見の違いを埋めていくのは容易ではないということを示唆するものだ」と語った。
李竜洙(イ・ヨンス)記者
韓国大手新聞 朝鮮日報16年4月9日記事抜粋

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