韓国の伝統市場を見学 日本・流通科学大生ら

【ソウル聯合ニュース】13.8.9
韓国中小企業庁の管轄下にある市場経営振興院は8月９日、日本の流通科学大学（神戸市）の教授と学生２０人余りが「文化観光型市場見学プログラム」に参加したと明らかにした。
　同プログラムは韓国の伝統市場活性化政策や文化観光型市場育成事業に対する理解を深めてもらおうと企画された。
　同大学の教授と学生らは３日に釜山・富平市場、７日にソウル・広蔵市場を訪問した。学生らは両市場の歴史や文化観光型市場に選ばれた背景、変化する流通環境の中で独自の競争力を高めてきた商人らのノウハウなどに関する説明に耳を傾けた。
同大学の崔相鉄（チェ・サンチョル）教授（商学）は「日本とは異なり、韓国には自然に形成された伝統市場が多く、これを保存、育成する政府レベルの動きが活発なのも特徴だ」と述べた。