シニア花井の韓国余話

韓国交流50年の会社経営を引退しソウル定住の日本人が写真とともに韓国の案内をします。

韓国で入院

2011年07月03日 18時48分12秒 | Weblog
韓国で一週間入院した。
足の指から菌が入った。とのことで、39.2度の熱が出て入院することになった。
医者のインフォームドコンセントが余りないので、病名がハッキリしない入院になった。
そして、何故か整形外科での入院だった。
韓国での入院は初めてだったので、日本との違いが大きくいろいろ勉強?になった。
病室は三人部屋で、入り口から二番目のベッドだった。
一番奥に、私より一日前に入院した84歳のおじいさんが入院していたのだが、このおじいさんが喧しい。
娘が看護していたのだが、甘えているのか、痛い痛いと一日中騒いでいるのには参った。
そのおじいさんが手術をして、病室が替わった。
良かった!と思ったのもつかの間、新しく82歳のおじいさんが来た。
これが大変。前のおじいさんよりも喧しい。
雇われた介護婦が付いているのだが、介護婦が体を触るたびに、びっくりするくらい大きな声で「アイゴー痛い!」と騒ぐのだ。
余り騒ぐので、私が注意をしたし、家内もじっくり話をしたのだがダメ。
子供が7人おり(子供といっても50歳以上)、毎日、誰かが見舞いに来るので話をしたが、中心人物がいないようで、誰もおじいさんに注意をしない。
病気だから可哀相で嫌なことを言わないのが良い。との韓国人によくある間違った親子愛・家族愛だ。
自分たちは1時間くらいで帰るが、同室の他人はどうなるのだ!ということに気が回らないのだ。
韓国人は一般的に自分や家族には甘い。
韓国人の精神構造は、一般的に「他人に対する思いやり」が弱い。自己中心なのだ。
その精神構造が、入院してもっと強く現れているのだろう。
しかし、当初の介護婦と合わないとのことで、介護婦が交代した。
新しい介護婦は対応が優しいようで、うまく甘やかせるので少しは静かになった。それでもまだ喧しい。
介護婦はプロなのだが、教育が足らないようだ。
病室のTVは、個人的ではなく病室の入口の上に置いてある。
そのTVを、一番奥の介護婦が大きな音声で見るのだ。一番奥なので音声を大きくするのだが、病室の主役が誰なのかが理解していない。そして、自分の職務も理解していない。
喧しいといえば、見舞い人が喧しい。隣室が八人部屋の大部屋なので、見舞い人も多くなる。
見舞いについてきた子供が喧しい。廊下を大きな声で走り回る。喧しい。しかし、もっと喧しいのは、それを叱る母親の声だ。もっと喧しい。
見舞いの時間は決まっているのだが、誰も守らない。朝から夜遅くまで見舞い人が来る。
携帯電話も病室で自由に使用する。一日中、騒がしくて落ち着かない。病院ではなく繁華街にいるように感じる。韓国では元気でないと入院できないのでは、、、?
(修正再投稿)

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