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朴槿恵大統領「北朝鮮の挑発時には不利益、予測可能にする」                

2013年08月30日 08時00分14秒 | Weblog
韓国大手新聞 中央日報13年8月28日記事
朴槿恵(パク・クネ)大統領は8月27日、「平和統一の基盤を構築していくことに最善を尽くしたい。このために解決しなければならない課題が北朝鮮の核問題だ」と話した。初めての国家安保諮問団会議を主宰した席でのこと。朴大統領はそれとともに、「今後韓国政府は南北関係の異常な慣行を正し、韓半島信頼プロセスを通じて常識と国際規範に合った正常な南北関係を作っていく」とも述べた。
朴大統領はまた、「きょう(27日)は北朝鮮の核問題解決に向けた6カ国協議が始まって10年になる日だ。この10年の努力にも北朝鮮の核開発は依然として進行しており、韓半島だけでなく北東アジアと世界平和に大きな脅威になっている」と指摘した。合わせて「私は北朝鮮が核を放棄し国際社会の責任ある一員になる正しい変化を選択することができるよう最善を尽くしていく」と明らかにした。
この日の会議には康仁徳(カン・インドク)元統一部長官、李仁浩(イ・インホ)峨山(アサン)政策研究員理事長、黄炳茂(ファン・ビョンム)元国防大学安保問題研究所長、鄭鍾旭(チョン・ジョンウク)東亜(トンア)大学碩座教授、金在昌(キム・ジェチャン)韓国国防安保フォーラム総裁、朴庸玉(パク・ヨンオク)平安南道(ピョンアンナムド)知事、金錫友(キム・ソクウ)21世紀国家発展研究院長、河英善(ハ・ヨンソン)東アジア研究院理事長、李淑鍾(イ・スクジョン)東アジア研究院長、尹徳敏(ユン・ドクミン)国立外交院長の諮問委員10人全員が参加した。
朴大統領は、「国内向けか、国際向けかはわからないが、北朝鮮がもしも挑発をする場合には不利益を与えるというわれわれの態度は明確だ。われわれが対応し不利益を与えるということを予測可能なようにすれば、北朝鮮の挑発理由はわからなくても自分たちの挑発の結果に対しては予測可能ではないか」と話したと出席者が伝えた。会議では韓半島信頼プロセスに対する対話がメーンだったという。これと関連し、朴大統領は単純に6カ国協議のような会議をすることが重要なのではなく、北朝鮮が核を放棄するという真正性がありこれを示さなければならないという点を強調したと出席者は伝えた。
出席者は朴大統領が8月15日の祝辞で提案した非武装地帯(DMZ)平和公園造成問題も議論した。この席では、「平和公園は良いアイデアだ。南北間で武力を使用しないという合意をしなければならず、南北基本合意書(1992年)にあるDMZの平和的利用問題と絡めていかなければならない。このために特使を派遣しなければならない」という提案も出てきたという。
別の出席者は、「朴大統領は『対北朝鮮政策が常識と国際規範に合う新しい南北関係を作らなければならないのではないか』とも話した。中国との首脳会談で『習近平国家主席が北朝鮮問題に対し韓国と協調する考えを多く示した』と朴大統領が話したが、それが印象的だった」と雰囲気を伝えた。



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