シニア花井の韓国余話

韓国交流50年の会社経営を引退しソウル定住の日本人が写真とともに韓国の案内をします。

FIFA会長選:鄭夢準氏、アジアの票田攻略へ

2015年08月22日 08時44分13秒 | Weblog
鄭夢準(チョン・モンジュン)大韓サッカー協会名誉会長が8月21日から次期国際サッカー連盟(FIFA)会長選挙のためアジアの票田攻略を開始する。鄭夢準氏サイドは「有力候補であるミシェル・プラティニ欧州サッカー連盟(UEFA)会長と争うにはまずアジア・アフリカ・北中米など非欧州勢の支持から集めるべきだと考えている。アジアから1週間単位で各国のサッカー関係者に会うため、頻繁に海外に出るだろう」と20日、明らかにした。
 長年ゼップ・ブラッターFIFA会長の支持勢力だったアジア・サッカー連盟(AFC)は、シャイフ・サルマン・ビン・イブラヒム・アル=ハリファ会長がミシェル・プラティニUEFA会長支持を表明している。 20日のAFC会議に出席した田嶋幸三日本サッカー協会副会長は、選挙に関する質問に「AFC会長はプラティニUEFA会長の支持を表明した。大陸連盟の団結が重要だ」と発言したという。しかし、鄭夢準氏側は「ブラッター氏とプラティニ氏が確執を抱えている現状では、AFCの票がどちらに向かうか分からない」と語った。
 鄭夢準氏サイドはこの前日、ブルームバーグ通信が「FIFA倫理委員会が2010年のパキスタン洪水時に鄭夢準氏が40万ドル(現在のレートで約5000万円)を寄付したことに関し調査している」と報道したが、これについては全く問題にならないと考えている。 FIFAでは、この寄付が鄭夢準氏がFIFA副会長選挙を控えている際に行われたことを指摘しているとのことだ。
 鄭夢準氏側は「純粋な人道支援でさえ政治的に利用しようとするFIFAの非倫理的な行動は嘆かわしい。これまでトルコ・バングラデシュ・中国・ミャンマー・南アフリカなどさまざまな国の災害時に寄付をしてきた」と説明した。
閔鶴洙(ミン・ハクス)記者
韓国大手新聞 朝鮮日報15年8月21日記事抜粋


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。